• ニュース
  • ニュース配信は、最新のATPやWTAなどの公式サイトが配信している動画を、ニュース記事と合わせて配信している、世界のトップ選手のニュース動画です。

【動画】ジョコビッチ、4年ぶり5度目の優勝!パリ・マスターズ!

男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/インドアハード/ATP1000)は2日に準決勝、3日に決勝が行われました。

まず準決勝、第1シードのN・ジョコビッチが世界ランク27位のG・ディミトロフを7-6,6-4のストレートで破り、2年連続6度目の決勝進出を果たしました。この試合、ジョコビッチはタイブレークの末に第1セットを先取して勢いに乗ると、第2セットは序盤でブレークに成功して優位に立ち、そのリードを守りました。ゲームカウント的には接戦でしたが、試合を通して1度もブレークチャンスを与えない安定感のあるサービスゲームを見せたジョコビッチの快勝と言ってもいい試合でした。

そしてもう一方では、世界ランク28位のD・シャポバロフと対戦するはずだった第2シードのR・ナダルが、ウォーミングアップの時に腹筋を痛めてドクターストップ。シングルス準決勝を棄権し「素晴らしい3試合を戦ったので、こんな形で終わらせるのは辛い。しかし、それを受け入れて、精神的にも肉体的にも今回のような経験から学ばなければならない。」と語りました。

この結果、翌日の決勝戦は第1シードのN・ジョコビッチとATPマスターズ1000初の決勝進出となったD・シャポバロフの対戦となり、6-3,6-4のストレートでジョコビッチが勝利。2015年以来4年ぶり5度目の優勝を果たしました。

決勝戦、ジョコビッチはアンフォーストエラーがわずか7本という、持ち前の安定感抜群のプレーを展開。サービスゲームではポイント獲得率80%を記録し、与えたブレークポイントは1本のみ。逆にリターンゲームでは、セカンドサーブで82%ものポイントを奪ってプレッシャーをかけ、ブレークに繋げました。

この優勝により、ジョコビッチの通算タイトルは77個、マスターズ1000では34個となりました。またグランドスラム、マスターズ1000、ツアー最終戦の「ビッグタイトル」では通算55個となり、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダルの54個から頭一つ抜け出しました。

試合後ジョコビッチは「今日もベストマッチの1つだった。今週の後半は素晴らしいプレーができた。テニスのレベルが日に日に上がっていった。」と語り、満足している様子でした。

それでは、準決勝、決勝のハイライト映像をご覧ください!

関連記事一覧