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【動画】ラヨビッチとジャリーが悲願のツアー初優勝!

男子テニスのクロアチア・オープン・ウマグ(ウマグ/レッドクレー/ATP250)は21日、シングルス決勝が行われ、第4シードのD・ラヨビッチが予選勝者のA・バラズを7-5,7-5のストレートで破り、悲願のツアー初優勝を飾りました。

お互いにツアー初優勝がかかったアラサー対決は、両者譲らぬ熱戦となりました。第1セット第2セット共にワンブレークずつの5-5となりますが、いずれも最後の勝負所で僅かに上回ったラヨビッチに軍配が上がりました。

29歳のラヨビッチはATPの公式サイトで「この試合は私のキャリアの中で、印象深いものになる。あらゆるポイントでハードワークをしなければならなかったので今は疲れているが、初めてのタイトルを獲得でき、ホッとしている。」と喜びを語りました。一方、敗れた30歳のバラズは、予選から6試合を勝ち抜いて、ツアー初の決勝へ駒を進めていましたが、初タイトルを獲得することはできませんでした。

続いて、同じ日に行われた、ホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ・ニューポート/芝/ATP250)でもシングルス決勝が行われ、第1シードのJ・イズナーが第7シードのA・ブブリクを7-6,6-3のストレートで破り、2年ぶり4度目の優勝を果たしました。

芝を得意とするビッグサーバーのイズナーは、初対戦となったブブリクに1度だけブレークを許しますが、自身は3度のブレークに成功し、1時間15分でタイトルを勝ち取りました。

3月のマイアミ・オープンの決勝戦以降、3ヵ月ぶりにウィンブルドンで復帰したばかりのイズナーは、「この3ヵ月の間、コートでの時間が確実に足りていなかった。力を取り戻す最善の方法は時間をかけてコートで試合をすること。それが最も重要。今年はたくさんの大会でプレーしたわけではないが、今のところは良い1年になりそうだ」と手応えを語りました。

そして、こちらも同じ日に行われた、スウェーデン・オープン(バスタッド/レッドクレー/ATP250)もシングルス決勝が行われ、第5シードのN・ジャリーが第6シードのJ・ロンデロを7-6,6-4のストレートで破り、悲願のツアー初優勝を飾りました。

この試合も大接戦となりましたが、たった2度のブレークチャンスを、いずれもものにする勝負強さを見せた23歳のジャリーが、1時間30分で勝利し、ツアー2度目の決勝チャレンジで初タイトルを獲得しました。

ジャリーは「本当に厳しい試合だった。強い風が吹いていて、準決勝のような良いプレーをすることはできなかったが、タイトルがかかっているし、そんなことは言わずに勝利に向かうだけだった。そして実際に勝つことができて本当にうれしい。」と喜びを語りました。

それでは、クロアチア・オープン決勝とホール・オブ・フェーム選手権のハイライト、そして、ジャリーのキャリアハイライトをご覧ください!

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