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【動画】全米オープン準々決勝4試合!4強出揃う!

テニスの全米オープン(ニューヨーク/ハード/グランドスラム)は3日と4日で男子準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出揃いました。

まず、世界ランク78位のG・ディミトロフが第3シードのR・フェデラーを3-6,6-4,3-6,6-4,6-2の逆転で破り、全米オープン初のベスト4進出を果たしました。通算対戦成績はフェデラーの7勝0敗と、まだフェデラーに勝ったことがなかったディミトロフでしたが、全米オープン5度の制覇を誇る38歳のフェデラーを、3時間12分の大接戦で振り切りました。

試合後ディミトロフは「少ないもののチャンスはあった。自分がやっていることを信じ続けていたし、立てた戦術も信じていた。動きは本当に良かった。バックハンドも良い感触で打てていたし、ペースの変化も付けられた。やりたかったのは彼をできるだけコートにいさせることだった。それが上手くいった。長いゲームがたくさんあった。最後の方は明らかに彼のベストではなかった。」と振り返りました。

次に、第5シードのD・メドヴェデフが第23シードのS・ワウリンカを7-6,6-3,3-6,6-1で破り、グランドスラムで初めてベスト4に進出しました。敗れたワウリンカは「メドヴェデフはベースラインから、とても安定したプレーをしていた。私は動きも悪く、最後まで苦しんだ。今日はベストなテニスができなかった。」と残念がりました。

そして、第2シードのR・ナダルが第20シードのD・シュワルツマンを6-4,7-5,6-2のストレートで破り、3年連続8度目のベスト4進出を果たしました。第1セットは0-4、第2セットは1-5から、いずれも追いついたにもかかわらず、セットを取れなかったシュワルツマンは、「ラファはジャングルにいるライオンのようだ。重要な時に、どのようにプレーすればいいのかを知っている。今までに8度対戦したけど、重要な局面では、必ず私を上回るプレーをしてくる。」と脱帽していました。

最後に、第24シードのM・ベレッティーニが第13シードのG・モンフィスを3-6,6-3,6-2,3-6,7-6のフルセットで破り、こちらもグランドスラムで初めての4強入りを果たしました。全米オープン4強入りは、イタリア人男子では1977年に4強入りしたC・バラズッティ以来42年ぶりの快挙となりました。3時間57分の死闘の末敗れたモンフィスは、「こんなタフな敗戦を過去にも経験した。ここでもフェデラーを相手にマッチポイントを握りながらタフな敗戦があった。どうやって気持ちを立て直すかは分かっている。激しい練習を続けてアジア・シーズンに臨みたい。」と、前を向いていました。

それでは、準々決勝4試合のハイライト映像をご覧ください!

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