
【動画】錦織、ローマ4強入りならず!
男子テニスのBNLイタリア国際(ローマ/レッドクレー/ATP1000)は17日、シングルス準々決勝が行われ、第6シードの錦織圭は世界ランク24位のD・シュワルツマンに4-6,2-6のストレートで敗れ、3年ぶり2度目のベスト4進出とはなりませんでした。
立ち上がりから精彩を欠く錦織は、いきなりブレークされると、ゲームカウント0-5と大きくリードを許します。ここからようやく調子が上向きになり、4ゲームを連取する反撃を見せ追いつきますが、第10ゲームで再びブレークされ、第1セットを落とします。
第2セットに入ってもピリッとしない錦織は、第6ゲームでブレークされて万事休す。その後も良いプレーを見せることができず、1時間27分で敗退となりました。
試合後錦織は、「もし第1セット5-4の時にゲームを取れていたら、状況を変えられたかもしれないが、いずれにしても、彼はフォア・バック共に攻撃的でとても強かった」と語りました。一方、錦織に4度目の挑戦で初勝利をあげたシュワルツマンは「今日は攻撃的に打とうと努めた。ブエノスアイレス、マドリッド、全米で圭と対戦し、どの試合もタフで競った内容で、セットは取っていた。だから、今日は勝つ自信があった。」とコメントしています。
その他の準々決勝では、第2シードのR・ナダルが世界ランク38位のF・ベルダスコを6-4,6-0のストレートで、第1シードのN・ジョコビッチが第7シードのJ・M・デル=ポトロを4-6,7-6,6-4の逆転でそれぞれ破って、ベスト4進出を決めました。
また、第3シードのR・フェデラーは、前日の3回戦で第13シードのB・チョリッチとの2時間31分におよぶ死闘を制して8強へ駒を進めていましたが、右足の負傷により棄権を発表。これにより、第8シードのS・チチパスが準決勝にコマを進めています。
それでは、準々決勝のハイライト映像をご覧ください!
雨による順延で、珍しく1日2試合行われた、16日の2回戦、3回戦のハイライトもどうぞ!