
【動画】錦織初戦敗退!肘の怪我でダブルス棄権!
男子テニスのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール/ハード/ATP1000)は7日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの錦織圭は世界ランク66位のR・ガスケに7-6,2-6,6-7の逆転で敗れ、今季3回目の初戦敗退を喫しました。
対戦成績で負け越している、相性が良いとは言えないガスケとの対戦は、ブレークが入り乱れる乱戦となりました。更には雨の影響で中断もあるなど、精神的にも難しい試合となりました。そんな中、大事なところで集中力を発揮した錦織が、乱戦の第1セットを制し先取します。しかし、第2セットは失速した錦織が流れを失い落とし、セットオールとなります。。
そして迎えたファイナルセット。再びお互いに集中力を上げ、一進一退の攻防となります。第9ゲームで先にブレークを許した錦織でしたが、第10ゲームのガスケのサービング・フォー・マッチでブレークバックに成功。更に第12ゲームでマッチポイントを握り、勝利まであと1ポイントとします。しかし、ここでガスケに驚異の粘りを発揮されて凌がれると、そのままタイブレークを取られ、3時間を超える死闘の末に力尽きました。
試合後錦織は、肘の怪我によりG・ディミトロフとのペアで挑む予定だったダブルスを棄権すると発表しました。
その他では、先週のシティ・オープンでキャリア通算6勝目をあげたキリオスが、アンダーサービスのフェイントを混ぜるなどし会場を沸かせるも、世界ランク33位のK・エドモンドにストレートで敗れ、初戦で姿を消しています。
錦織、キリオス、チチパスは敗れましたが、それ以外では、上位シード勢が安定して結果を出しています。8日までにベスト8が決定し、第1シードのナダル、第2シードのD・ティーム、第3シードのA・ズベレフ、第6シードのK・ハチャノフ、第7シードのF・フォニーニ、第8シードのD・メドヴェデフ、第10シードのR・バウティスタアグ、第16シードのG・モンフィスが準々決勝に進出しています。8シード以内選手が6人勝ち残る、波乱の少ない大会となっています。 それでは、錦織vsガスケ戦と、4日目の試合のハイライト映像をご覧ください!