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【動画】 錦織と大坂、3回戦進出!西岡は敗退!

テニスの全米オープン(ニューヨーク/ハード/グランドスラム)は28日と29日、日本人3選手が2回戦に臨みました。

まずは第7シードの錦織圭が世界ランク108位のB・クランを6-2,4-6,6-3,7-5で破り、2年連続7度目の3回戦進出を果たしました。

立ち上がりから積極的にプレーをする錦織は、第3ゲームで先にブレークして主導権をとると、更にブレークを追加して第1セットを僅か28分で先取します。第2セットも序盤でブレークし優位に立ちますが、やや集中力を欠いたかミスを連発し、逆転でこのセットを失いセットオールとなります。

嫌な流れかと思われましたが、錦織は攻撃と守備を織り交ぜる落ち着いたプレーを見せ、流れを再び引き寄せると、このセットを取り、第4セットも勢いそのまま5-1とリードしてほぼ試合を決めます。錦織もそう思ってしまったのか、なんとここから5-5に追いつかれます。しかし、最後はブレークポイント=マッチポイントをキッチリと締め、2時間44分で勝利しました。

勝利したものの波が激しかった錦織は試合後、「チャンスを与えてしまったので、反省すべき点だと思います。リードしたところで簡単なミスを犯してしまった。」と反省しました。

次戦は世界ランク38位のA・デミノーとの初対戦です。

そして第1シードの大坂なおみは世界ランク53位のM・リネッタを6-2,6-4のストレートで破り、4年連続4度目の3回戦進出を果たしました。

第1セットは危なげなく先取しましたが、第2セットは先週ツアー初優勝を飾ったリネッタに押し込まれ0-3となってしまいます。しかし、メンタルを乱すことなく落ち着いてプレーする大坂はそこから5ゲーム連取の猛攻を見せて逆転。1時間11分で勝利を決めました。

この試合は、元NBAのコービー・ブライアントや元NFLのコリン・キャパニックといった有名アスリートたちが観戦しました。1回戦で熱戦を演じた際は「試合時間が長かったのでみなさんの前に長くいることができました。」と冗談を言っていましたが、今日は逆に「この暑い中に長くいさせるのは申し訳なかったので、試合が早く終わって良かったです。」と笑顔で語っていました。

次戦は、地元アメリカの15歳・世界ランク140位のC・ガウフと対戦します。

また、最近錦織を破ったり、マスターズで8強入りしたりと成績を残していた世界ランク59位の西岡良仁は、同61位のF・ロペスに7-6,0-6,4-6,4-6の逆転で敗れ、グランドスラム初の3回戦進出とはなりませんでした。

それでは、日本人3選手のハイライト映像をご覧ください!

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