
ジョコビッチとティームの2019年スーパープレー集!
今回は、ジョコビッチとティームの2019年スーパープレー集です。
「世界ランク2位 ノバク・ジョコビッチ 32歳の2019年」
最初のグランドスラム・全豪オープンでは快調に勝ち上がり、決勝で好調だったナダルに6-3,6-2,6-3で完勝し、大会最多記録となる7度目の制覇を達成。決勝について「自分がプレーしたグランドスラム決勝の中で最高の試合の1つ」と語った。
ムチュア・マドリード・オープンではティエムを下して決勝進出すると、決勝でチチパスに勝利して優勝。BNLイタリア国際でも決勝に進んだが、ナダルに敗れて準優勝に終わった。全仏オープンは、準々決勝でズべレフを破ってベスト4入りしたが、準決勝でティエムに、中断をはさんだ2日間にわたる死闘の末敗れた。
ウィンブルドンでは、準決勝で2連敗中だったバウティスタ・アグに勝利して決勝に進出。決勝ではフェデラー相手に2度のマッチポイントを握られながらも、大会初となる最終セット12-12後のタイブレークを制し、2度目の同大会2連覇を果たした。
しかし去年初優勝を飾ったウエスタン・アンド・サザン・オープンでは、準決勝でメドヴェデフに敗れると、全米オープンの期間中に左肩を痛めてしまい、4回戦のワウリンカ戦で途中棄権。連覇はならなかった。復帰戦として10月の楽天ジャパン・オープンに初出場し、全試合ストレート勝ちの圧倒的な内容で優勝した。パリ・マスターズでは5度目の制覇を達成するも、1位の座をナダルに譲った。ATPファイナルズは1勝2敗のラウンドロビン敗退に終わり、最終ランクは2位となった。
2019年は通算成績58勝11敗、獲得タイトルはグランドスラム2勝を含む5勝を挙げた。
「世界ランク4位 ドミニク・ティーム 26歳の2019年」
年始のカタール・オープンは1回戦敗退、全豪オープンでは2回戦で途中棄権と、快調な滑り出しではなかったものの、BNPパリバ・オープンでは、準決勝でラオニッチ、決勝でフェデラーを破り、マスターズ初優勝を果たした。
バルセロナ・オープンでは、準決勝でクレーキングのナダルをストレートで破り、決勝でメドヴェデフに勝利して優勝。ムチュア・マドリード・オープンのシングルスでは好調のフォニーニやフェデラーを破りベスト4入りしたが、準決勝でジョコビッチに敗退。ダブルスでは親友のシュワルツマンと組んで準優勝。全仏オープンは、準々決勝でハチャノフを下して4年連続のベスト4。準決勝ではジョコビッチを6-2,3-6,7-5,5-7,7-5という大接戦の末退け、2年連続の決勝進出を果たしたが、決勝でまたもナダルに敗れ、グランドスラム初優勝はお預けとなった。
ウィンブルドンは2年連続で初戦敗退したが、地元開催のオーストリア・オープンでは、決勝でラモス=ビノラスを下して悲願の初優勝を飾った。ロジャーズ・カップでは初戦となった2回戦で地元のシャポバロフをフルセットで、3回戦でチリッチをストレートで下して大会初のベスト8に進出したが、準々決勝でメドヴェデフに敗れた。
全米オープンも1回戦で敗退し、グランドスラムで連続の初戦敗退を喫した。しかし、その後10月にはチャイナ・オープンとエルステ・バンク・オープンで優勝すると、ATPファイナルズのラウンドロビンでは、フェデラーとジョコビッチを倒して決勝トーナメントに進出。準決勝でズベレフを破って決勝進出したが、最後はチチパスに敗れ準優勝だった。
2019年は通算成績48勝17敗、獲得タイトルは5つであった。
それでは、ジョコビッチとティームの2019年スーパープレー集をご覧ください!