
なんだかんだで、勝つ選手と負ける選手
From ディレクター

ダニエル太郎くんのテニス。
こうして勝った!という
嬉しいニュースを聞いても
正直、いくら思い出しても
大きな特徴は・・・ 思い出せないんです。
身長こそ高いのですが
身体の線は細く、ビッグショットがあるわけではありません。
だけど、ストロークが粘っこく
最後には勝つのです。
あなたの周囲にもいませんか?
大きな特徴はないけど
いつも勝ってる人。
それが太朗君の印象です。
太朗君は、スペインに来て
コーチのホゼに、徹底して「戦術」を教えられたと言います。
絶対に打ってはいけないコース
絶対にやってはいけないパターン
それを徹底しているだけで
強いボールでなくても勝てることを知ったと言います。
・・
相手のここに打てば、こう打ってくれる。
ここに打てば、相手はミスするか
判断ミスをしやすい。
あそこに打って、次にここに打てば
相手は大抵無理して打ってくる。
この組み合わせパターンを使えば
大体、フォア側に浮いてくる。
・・
これらを追及しながら
今のスタイルがあるのだと言います。
もしあなたが「自分より格下」
と思う相手に負けたり、いつも同じ相手に
やられてしまうのであれば
今すぐにショットは上手くなりませんが
ショットの組み合わせは見直すことができます。
こういう時に、打ってしまう自分の癖。
そういうのを見直すだけでも
いつもと違う結果につながるのかもしれません。