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【勝つため】にスライスを選べ!

From ディレクター

鈴木貴男プロジェクトチームより

・・
久しぶりのテニス。
ちょっと期間を開くだけで、なぜか、ハアハア、ゼイゼイ。

少し期間が開いただけで、なんでこれだけ
ハアハア、ゼイゼイ言うの? 疲れるな。

少し期間が開くとこのように思う経験はありますよね。
あれは、なんなのでしょう。

妙に疲れる時、ありませんか?

そして

「諦めるボールの判断が年々早くなってきている。」

とふとした時に感じることがあります。

今回のテーマである「スライス系のショット」は
そんな体力をリカバリーする時に役立ちます。

ちょっとペースが速くなりすぎた。
時間を作って、体勢を戻そう。

そう考えるときに、スライスを選択したりします。

これはスライスが持つ「体力が温存される」というメリット。

もし、スピン主体の速い展開に持ち込まれそうになったなら
スライスを上手に使って、時間を稼ぎながら体力を温存する。

これは、ベテラン選手が若いベースライナーに
勝つうえで、とても効果的な戦略となります。

が。今日提案したいのはこのような
「体力温存のためにスライスを多用しましょう」ということではありません。

スライスを選択すべき理由は「体力温存」という見方ではなく
正直に言いますと…

ぐりぐりスピンの若者相手に、ベースラインで打ち合っていても
正直「厳しい」のではないでしょうか?

ベースラインで「パワー勝負」してくる相手に対しては
こちらは「技巧派」のスライスで勝負する。

そんな「技=テクニック」での勝負に
持ち込むような展開を「勝つために提案したい」のです。

若い学生あがりの人と同じ土俵で戦うのではなく
スライスを使ってこちらの流れやペースに巻き込むのも
シングルスの戦術においては、とても効果的です。

体力的な意味でスピンよりスライスを選ぶ…
というマインドであれば、それはチャンスがあれば、仮に体力があれば
スピンを打ちたいと思っている証拠です。

もしそうであれば、僕は正直にゲイブや新井コーチをお勧めします。

そういった「打てないからスライス」という選択ではなく
あくまでも「勝つための選択」としてパワーやスピードという舞台で勝負
するのではなく、相手にハードヒットさせない「巧さ」を追求するためにスライスを学んでほしいのです。

そして、スライスには、ディフェンスや時間を稼ぐ、
体力の温存以外にも、重要なメリットがあります。

それは、スライスを学ぶ最大のメリットともいえますが…

ボレーのフィーリングが極めて向上するということ。

スライスが上達すると、ボレーが上達します。

なぜなら、

スライスをコンパクトにしたものが、ボレーなのですから
スライスを学べば、それに比例してボレーの技術力が高まります。

大事なことなのでもう一度繰り返します。

スピンが打てないから、スライスを選ぶ。

という方は、ゲイブハラミロや新井コーチの理論を学んで
現代テニスの「スピン」を追求してほしいと思います。

今回の対象者は、あくまで「技巧派」つまり
テクニシャンになりたい人。

「勝つためにスライスを選択する人」になります。

鈴木プロが打つスライスのイメージ映像を見たい!
と思われる方は、こちらにご用意しました。

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