【漫画考察】テニス漫画ベイビーステップに学ぶ_「スランプからの脱却方」

Fromダイちゃん

今回は大人気テニス漫画
「ベイビーステップ」より

「スランプからの脱却方」について
考察していきたいと思います。


巻数は21巻~22巻になりますが、
今回のメインキャラは

全日本ジュニアランキング3位の
岡田 隆行(おかだ たかゆき)です。

彼のプレースタイルは
ライジングフラットのボールを
叩き続けるというもの。

試合は序盤こそ良かったが
エーちゃんにタイミングを
合わされ徐々に劣勢になっていきます。

そこで岡田は

ライジングフラットにこだわり
すぎなのでは?

勝つためには、バリエーションが
豊富なスピン系のボールを打つべき
なのでは?

と迷いを持ちます。

そして岡田はスピンのボールを
打とうとするのですが、

結果はまさかの
空振り・・・


この試合を見て僕が学んだことは、

・うまくいかない時の心理状態
・ミスに対する考え方の違い

皆さんにもこんな経験は
ありませんか?

「なにをやってもうまくいかない」
「普段ならこんなミスしないはずなのに・・・」
「何がおかしかったんだろう?」

僕自身もテニスを長年続けているので
スランプというものは経験しています。

だから、今回の岡田の考え方は
理解できるし

多くの方も共感できるのでは
無いでしょうか?

しかし岡田はこの時に気づきました。
それは・・・

「挑戦することは理想があってはじめて意味がある。
 理想がない挑戦は今から逃げているだけ。
 理想から逃げようとした心に身体が
 抵抗したから空振りしたんだ!!」

このことに気づいた岡田は
一気に反撃を開始します。


ここで大切なのは、技術などではなく、
自分の理想がどんなものか

しっかりイメージすることだと
思います。

上手くいかない時には余計な事を
考えてしまうことが多いでしょう。

そんな時は、

自分の理想を思い描いて
思考をシンプルにする。

やることが明確でイメージしやすい
から、集中できる。

集中できるとプレーの
質は向上する。

結果うまくいかなかったことが
良くなってくる。

スランプから脱却するには
これしか無いかと僕は思います。


そしてたとえアウト
したとしても、

「はぁ、またミスした」

と、

「あと10cmぐらい内側だったら
 エースだった」

では、次のプレーが
大きく変わってくると

僕は思います。

決して楽観的に
考えるのではなく、

反省しつつ、前向きに
次のプレーのことを考える

このような精神状態が
大切なのではないでしょうか?



今、テニスがうまくいっていない。
なにをすればいいかわからない。

そんな方はぜひベイビーステップ
21巻、22巻を読んでみてください。

「Baby Steps」(ベイビーステップ)

作者:勝木 光
出版:講談社
https://kc.kodansha.co.jp/title?code=1000003295

作者:勝木 光 公式ツイッター
https://twitter.com/hashtag/%E5%8B%9D%E6%9C%A8%E5%85%89

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