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クエルテン全仏オープン2連覇!2000年・2001年決勝!

現在ATPツアーが休止しているため、過去の映像をお送りしています。前回はクエルテン全仏初優勝の活躍動画でしたが、今回もクエルテンの全仏動画です。

クエルテンは1997年優勝の後も、全仏オープンで2000年と2001年に優勝。全仏オープン3勝はイワン・レンドル、マッツ・ビランデルと並ぶ大会歴代4位タイ記録であり、その功績が認められたクエルテンは2012年に国際テニス殿堂入りを果たしました。今回はその2000年と2001年の映像です。

まず、2000年準決勝では、大会初出場で準決勝まで勝ち進んできたスペインの新星、ファンカルロス・フェレーロとの対戦。若さ溢れるプレーで攻撃してくるフェレーロと白熱したラリー戦を展開して大接戦となりましたが、クエルテンが若い勢いを辛くも受け止め、7-5,4-6,2-6,6-4,6-3の死闘を制しました。ちなみに、翌2001年も両者は準決勝で対戦しクエルテンが勝利しています。その後フェレーロは2002年、2003年と2年連続で決勝に進出し、2003年に悲願の全仏優勝を果たしています。

そして2000年決勝の相手は、第3シードでキャリアの最盛期を迎えていたスウェーデンのマグナス・ノーマン。1ヵ月前のローマ決勝ではノーマンがクエルテンをセットカウント3-1で下していましたが、今度はクエルテンが6-2,6-3,2-6,7-6のセットカウント3-1でリベンジし、3年ぶり2度目の優勝を果たしました。特に第4セットは1時間半を超える大熱戦で、大いに盛り上げりました。ちなみにノーマンはキャリア最高世界ランク2位の名選手で、2013年から現在まで、スタン・ワウリンカのコーチを務めています。

次に2001年の決勝は、大会3年ぶり2度目の決勝進出を果たしたスペインのアレックス・コレチャとの対戦。第1セットはタイブレークで落とすものの、第2セットを接戦で奪うとその後はコレチャを圧倒。6-7,7-5,6-2,6-0で勝利して、全仏オープン2連覇を成し遂げました。ちなみにコレチャは全仏準優勝2回で、グランドスラムの優勝はありませんが、1998年のツアー最終戦、ATPツアー選手権でビッグタイトルを獲得しています。

クエルテンは全仏以外のグランドスラムタイトルはありませんが、2000年の男子ツアー最終戦テニス・マスターズ・カップ決勝でアンドレ・アガシを破って初優勝を飾り、当時世界1位を争っていたマラト・サフィンを僅差で抜き、年間最終ランキング1位に輝いています。

それでは、全仏オープン2000年準決勝・決勝、2001年決勝のハイライト映像をご覧ください





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