
現クレーキングvs次世代クレーキング!全仏オープン2018・2019決勝!
現在ATPツアーが休止しているため、過去の映像をお送りしています。今回は、全仏オープンでの現クレーキング・ナダルvs次世代のクレーキング・ティームの戦い、2017準決勝・2018決勝・2019決勝です。
まずは2017年準決勝。この2017年のクレーコートシーズン、両者は3度相まみえ、BNLイタリア国際ではティームが初めてクレーコートでナダルを破り、ティームは次世代のクレーキングと言われ始めました。ナダルは過去2年間、全仏優勝から遠ざかっており、「ついに世代交代か」とも言われていました。そんな中での大舞台での対戦でしたが、結果は6-3,6-4,6-0のストレートでナダルが完勝を収めました。ナダルはその後の決勝でもワウリンカをストレートで退けて、クレーキング復活劇を見せてくれました。
そして翌2018年は、両者は決勝でぶつかりました。この年も直近のムチュア・マドリッド・オープン準々決勝でティームが7-5,6-3でナダルを破っており、ティーム陣営は「今年こそ!」とビッグタイトルを目指しました。しかし、やはりローランギャロスでのナダルの壁は高く、またも6-4,6-3,6-2のストレートでナダルの勝利となりました。
そしてなんと翌2019年も、同じく両者は決勝で対戦しました。そしてこの年も直近の対戦、バルセロナ・オープンでは6-4,6-4のストレートでティームが勝利していました。ティームはナダル相手に2018・19と2年連続で、ナダルにクレーで土をつけた唯一の選手であり、今年こそ、3度目の正直でのナダル撃破を目指しました。しかし、この年もその願いは叶わず、ナダルが6-3,5-7,6-1,6-1で勝利。3連覇で、前人未到の12回目の全仏タイトル獲得となりました。
残念ながら3年連続でナダルの前に涙をのんだティーム。しかし、確実にビッグタイトルに近づいており、近い将来、全仏タイトルをものにする瞬間を目撃する可能性は高いと思います。
それでは、この3試合のハイライト映像をご覧ください!