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クレーキング・ナダルが連覇を継続!2013・2014全仏オープン!

現在ATPツアーが休止しているため、過去の映像をお送りしています。全仏オープンのハイライトとなると、どうしてもそうなるのですが、今回もナダルの活躍、全仏オープン2013・2014年、準決勝・決勝です。

まずは2013年準決勝、ナダルvsジョコビッチです。この年のモンテカルロ・マスターズ決勝で史上初の9連覇を狙ったナダルに勝利し、大会初優勝を飾っていた世界ランク1位のジョコビッチは、キャリア・グランドスラム達成を目指し、全仏キング・ナダルに挑みました。

両者35度目の対戦となったこの試合、ナダルが第4セットの第12ゲームでサービングフォーマッチを迎えるも、土壇場でブレークバックに成功したジョコビッチがタイブレークを制し、勝負は第5セットに持ち越されます。第5セットでも勢いに乗って先にブレークに成功したジョコビッチが流れを掴んだかと思われましたが、第8ゲームでチャンスボールを打った際、ネットタッチしてしまうミスを犯すなどでナダルにブレークを許すと、流れは拮抗。その後、ジョコビッチはナダルが放った股抜きショットに対しスマッシュミス、更に最後のゲームの1ポイント目もスマッシュミスするなど、痛いミスが続き、王者ナダルを窮地に追い詰めながら、またもや全仏タイトルには届きませんでした。

両者は前年の決勝でも対戦しており、ナダルが2セットアップするも、その後ジョコビッチが8ゲーム連取するなどで挽回し、6-4,6-3,2-6,1-2で日没サスペンデッドに。ナダルはジョコビッチの怒涛の追い上げに精神的に支障をきたし、その夜は落ち着かず、真夜中になっても寝付けなかったといいます。

結局次の日の第4セットをナダルが7-5で取り勝利しましたが、ジョコビッチサイドは「サスペンデッドになっていなければ…」という気持ちがあったかもしれません。いずれにしても、2年連続でナダルを追い詰めながらも、ローランギャロスでのナダルの壁を越えることはできませんでした。

ちなみに、真夜中になっても寝付けなかったナダルは、パソコンでアニメ「ドラゴンボール」を観ることでなんとか落ち着きを取り戻し、眠りにつくことができたそうです。

そして2013年決勝でナダルは、グランドスラムで初めて決勝に進出したダビド・フェレールと対戦。グランドスラムにおいて2002年全仏以来のスペイン人同士による決勝は、ナダルが6-3,6-2,6-3で快勝し、当時史上初の「グランドスラム1大会・8度優勝」の快挙を成し遂げました。

それでは、2013年全仏オープン準決勝・決勝のハイライト映像をご覧ください!

ナダルが自身初の大会5連覇を成し遂げた2014年全仏オープンの準決勝・決勝のハイライトもどうぞ!




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