
ナダルの全仏オープンベストマッチ5選!
現在ATPツアーが休止しているため、過去の映像をお送りしています。今回はクレーキング・ナダルの「全仏オープンベストマッチ5選」です。
【第5位 2008年準々決勝 vs アルマグロ】
全仏3連覇中のナダルが、同郷のアルマグロに対し完璧なプレーを披露。クレーを得意とする第19シードのアルマグロは、ナダルに圧倒されて完全にお手上げ状態。6-1,6-1,6-1というスコアでした。
【第4位 2005年決勝 vs プエルタ】
当時世界ランク5位のナダルは全仏オープンに初出場。準決勝では同1位、王者フェデラーを下して決勝に進出し、同じくグランドスラム初の決勝進出を果たした当時世界ランク35位のプエルタと決勝で対戦。19歳の誕生日を迎えたばかりのナダルが6-7,6-3,6-1,7-5で勝利し、グランドスラム初タイトルを獲得しました。
【第3位 2006年決勝 vs フェデラー】
すでに赤土の王者と言われていたディフェンディングチャンピオンのナダルと、グランドスラム3大会連続優勝中の世界ナンバー1・フェデラーとの頂上対決。このグランドスラム決勝での初対決は、ナダルがフェデラーを1-6,6-1,6-4,7-6で破り、2連覇達成。フェデラーはグランドスラム4大会連続優勝を逃しました。
【第2位 2013年準決勝 vs ジョコビッチ】
第1シード・世界ランク1位で生涯グランドスラムを狙うジョコビッチと、史上初大会8度目の優勝と2度目の4連覇を狙う第3シードのナダルの対戦。準決勝ながら、上記【第3位】と同じような、世界ナンバー1vs赤土の王者の頂上決戦となりました。前年決勝、生涯グランドスラムを狙ってナダルに挑み跳ね返されリベンジに燃えていたジョコビッチでしたが、またもナダルの壁を越えることができず生涯グランドスラムを達成できませんでした。4時間37分の大熱戦でした。
【第1位 2011年決勝 vs フェデラー】
この年は、ナダルがジョコビッチに7大会連続で決勝で敗れた年でした。全仏オープンまでも、4大会連続で決勝で敗れており、なんとそのうちの2大会はクレーコートでの敗戦でした。しかもこの年のジョコビッチは無敵の43連勝中。年間グランドスラムも狙える強さを誇っていました。しかし、そのジョコビッチを準決勝でフェデラーが倒し、連勝街道をストップさせました。ナダルは記者にフェデラーが勝ったことを聞かされると「本当か!?」と驚いていたといいます。前置きが長くなりましたが、ということで、決勝はナダルvsフェデラーとなりました。フェデラーは、ジョコビッチを破ったハイパフォーマンスでナダルも撃破したいところでしたが、惜しくもナダルのパフォーマンスを越えることができませんでした。
ナダルは7-5,7-6,5-7,6-1で勝利して通算6回目の優勝。全仏での通算戦績を45勝1敗とし、世界ランク1位の座を守りました。ナダルは試合後「この大会は私にとって、本当に特別なもの。大きな夢の1つが叶った。ファンの皆さんにお礼を言いたい。この大会を最高なものにしてくれた人や、私に同行して優勝を手助けしてくれた家族に感謝したい。」と語りました。
それでは、この5試合のハイライト映像をご覧ください!
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