【お父さんのための】はじめての試合はいつ?

こんにちは!!
お父さんのためのテニス教室の佐藤です。

「はじめてのおつかい」という
テレビ番組を見たことはありますか?

私はその番組が好きで観ています。

頼まれたモノを買う子供もいれば、
余分なモノを買ってしまう子供もいる。

何が起きるかわからない小さな子供の
大冒険は本当に面白いです。

弟想いのお姉ちゃんが
荷物を持って

しかも、弟をおんぶして
帰るシーンは泣かされます。

そこで今回は「はじての試合」について
考えてみました。

まず、参考までに

プロのレベルに達するためには
10,000時間の練習が必要だと言われています

1日3時間の練習だと考えると、
10年近く毎日練習必要があります。

例えば高校卒業と
同時にプロになるためには

最低でも8歳から
テニスを始めないといけないです。

しかし、始めたばかりで
いきなり3時間の練習はキツい。

テニスを始めて何年かは
60分~90分程度の練習が望ましいでしょう。

と考えると、、、

5歳前後からテニスを始めなければ
18歳からプロで戦うのは難しいでしょう。

では試合に出場するには
どれくらいの練習をすればいいのでしょうか?

小学生低学年 6か月~12か月
小学生高学年 3か月~6か月
中学生以上  3か月程度

私は練習時間が3000分を目処に「はじめて」の
大会出場をするように勧めます。

どうして3,000分なのか?

そう聞かれると正直困ります。

答えられるのは
私の経験上、、、

今まで3000分を目処に
大会の出場を進めてみると

最もモチベーションが高まり、
適切に目標設定されて

パフォーマンスが
伸びる傾向にあったからです。

もちろんこの3000分に
全てが当てはまるわけではありません。

あくまで1つの目安にすぎません。

現在の指導者が考える
適切なタイミングで判断するのが
最もいいと思います。

実はこの3000分。

色んなところで「初めて」の機会に
踏み切る目安として活用されています。

仮に1日60分を週2回だと考えると
6か月=2,880分

週1回の練習では
その倍の時間がかかるということです。

中学生以上になれば
部活動が中心になり

朝練を入れると、
1日120分~180分練習します。

入部が5月だとすると
2ヶ月後の7月末に大会に出場します。

これも1つの3000分という基準に
当てはまっています。

ここで言いたいことをまとめます。

親御さんの立場から見れば…

サービスが入らないのに
試合に出していいの?

ラリーができないのに
試合に出していいの?

もしかしたら
まだルールをわかってないかも?

もっと練習してから
試合に出場したほうがいいだろ?

と思われるかもしませんが
いつまでも基礎練習ばかりをしていると

子供が退屈して
目標を失ってしまう危険性が出てくるのです。

平凡な日常練習では、
モチベーションが続きにくいのです。

適切なタイミングで
1つの目標設定のためにも

試合に出場してみることを
コーチが提案された場合

そこには適切な意図と
タイミングが含まれていると思って
前向きに考えて頂ければと思います。

初めてのお使いを思い出して下さい。

100%パーフェクトに
買いものが出来るまで
買い物に行かせない選択よりも

出来るか、出来ないかわからない、
不安な状態であっても

「挑戦」させる決断のほうが、
きっと得るものが大きいと思います。

最後までお読み頂き
ありがとうございました。

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