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フェデラーとナダルの頂上対決!2007・2008ウィンブルドン決勝!

現在ATPツアーが休止しているため、過去の映像をお送りしています。今回はウィンブルドン決勝史上最高の試合との呼び声高い2008年の決勝と、その前の年、2007年の決勝です。

フェデラーとナダルは2006年から2008年まで、3年連続で決勝を戦いました。2006年はナダルがウィンブルドンで初めて決勝に進出しましたが、芝の王者フェデラーが完勝し、大会4連覇を果たしました。
次の年も決勝戦は同じカードとなりました。ここまでの数年間、王者に君臨しているフェデラーですが、この年は後を追いかけてくるナダルがフェデラーを射程圏内に捕らえつつありました。ナダル自身「私はATPの歴代No1に比べて遜色ないポイントを稼ぎ出している。」と語っていたように、ポイント差は少なくなっていました。クレーではフェデラーを圧倒するナダルが、この芝でもフェデラーを破るようなことがあれば、世界ランクは当然1位となり、新王者誕生の可能性もありました。そんな中での決勝戦は7-6,4-6,7-6,2-6,6-2のフルセットの熱戦の末フェデラーが勝利し、ビヨン・ボルグ以来となる大会5連覇を達成しました。世界ナンバーワン、そしてボルグ以来の全仏・全英連続制覇を目指したナダルを退けての、涙の優勝となりました。

そして2008年も2強は決勝に進出。3年連続での対戦となりました。昨年ロッカールームで悔し涙を流したというナダルにとっては、最高のリベンジの舞台が整いました。結果は3度目の正直でナダルがリベンジ成功。6-4,6-4,6-7,6-7,9-7で、4時間48分という当時の決勝戦最長記録の死闘を制しました。5セット総計「62ゲーム」というのも決勝戦での最多ゲーム数となりました。ボルグ以来の全仏・全英連続制覇を成し遂げたナダルは後に、「あの瞬間、あの決勝は私のキャリアにとって非常に大きな一歩だった。私がプレーしてきた中でも、とりわけ感動的な試合の一つなのは間違いない。ウィンブルドンで勝つのは夢だった。2年連続決勝で負けた後、あの決勝で自分のテニスキャリアに大きなインパクトを生み出すことができた。あの大会が与えてくれた充実感を、ほかのことと比べるのは難しい。」と語っています。

それでは、この素晴らしい2試合の映像をご覧ください!

 

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