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久々のツアー再開でもやはり強い!ジョコビッチ躍進!

ついにATPツアーが再開となりました。そしてその最初のマスターズ・W&Sオープン(ニューヨーク/ハード/ATP1000)が22日に開幕。まだ無観客ではありますが、待ちに待った熱い戦いが始まりました。

大会前にA・マレーが「今大会は多くの番狂わせがあるだろう」と予想していましたが、大会2日目には、第2シードのD・ティームが初戦で世界ランク32位のF・クライノビッチに2-6,1-6で完敗したり、世界ランク129位のA・マレー本人が、第5シードのA・ズベレフを破るなど、その予想は的中しました。しかしそんな中、王者ジョコビッチは変わらぬ強さを発揮しています。

休止前、今季無敗の連勝街道を進んでいたジョコビッチは、久々の今大会でも好調を継続。準々決勝では世界ランク34位のJ・シュトルフを完璧な内容で下し、今季21連勝を達成。準決勝では第3シードのD・メドヴェデフを破って勝ち上がってきたR・バウティスタアグと対戦しました。

対戦成績は8勝3敗とジョコビッチがリードしているものの、実はなんと直近のハードコートではバウティスタアグが3連勝中と、ジョコビッチにとっては難敵でした。試合前には「ロベルトはあまりポイントを落とすタイプではないから、自分から取りにいく必要がある。彼はメドヴェデフを倒したし、明らかにチャンピオンとしての能力を持っている」と語っていました。

その言葉通り、バウティスタアグがジョコビッチに対して素晴らしいプレーを展開し、大接戦となります。第3セットは5-2とジョコビッチがリードするも、なんとそこからバウティスタアグが連続ブレークで6-5と逆転。勝負ありかと思われましたが、最後でまたジョコビッチが意地を見せてブレークバック。流れが行き来する凄い試合でした。最後のタイブレークは、それまでの接戦が嘘のように、ジョコビッチの7ポイント連取でゲームセットとなりましたが、ジョコビッチを崖っぷちまで追い詰めたバウティスタアグのプレーも素晴らしいものでした。

4-6,6-4,7-6で勝利したジョコビッチは、大会7度目の決勝進出を果たし、2018年以来2年ぶり2度目の優勝へ王手をかけました。

決勝は、マレーとチチパスを破って勝ち上がってきた、こちらも好調の世界ランク30位、M・ラオニッチとの対戦です。

それでは、準決勝2試合のハイライト映像をご覧ください!

 
 
準々決勝のハイライトもどうぞ!

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