
全米オープン、大坂なおみ16強入り!
全米オープンで唯一勝ち残っている日本人・第4シードの大坂なおみが、2回戦と3回戦を順調に勝ち進みました。
まず、2日に行われた2回戦で、世界ランク74位のC・ジョルジを6-1,6-2のストレートで破り、5年連続の3回戦進出を果たしました。
序盤から強烈なサービスとストロークを武器にジョルジを圧倒した大坂は、一気に5-0にするなど快調に飛ばし、僅か28分で第1セットを先取。第2セットに入っても攻撃の手を緩めない大坂は、ミスを重ねるジョルジから第1ゲームでいきなりブレークに成功すると常に優位に展開。試合を通して1度もブレークを許すことなく快勝しました。
続く4日に行われた3回戦では、18歳の新星・世界ランク137位のM・コスチュクに苦戦するも、6-3,6-7,6-2のフルセットで勝利し、3年連続のベスト16進出を果たしました。
第1セットを貫録のプレーで先取した大坂でしたが、第2セットはコスチュクの若さ溢れる勢いのあるプレーに押し込まれる場面が増え苦戦します。結局お互いにブレークし合うシーソーゲームでタイブレークに入るも、大坂が落とし、ラケットを叩きつけてしまいます。
ファイナルセット、メンタル面が心配された大坂でしたが、第4ゲームで0-40のピンチを凌ぐと流れを掴み、続く第5ゲームをラブゲームでブレーク。優位に立った大坂は第7ゲームでもブレークを追加して
勝負あり。2時間30分を超える熱戦を制しました。
会見で大坂は「途中、ショットがなかなか決まらず、受け身になって考え過ぎていたが、第3セットは考え過ぎずに攻めた。頭の中では色々と怒りがあったが、ポイントに集中するようにした。彼女にはまだ大舞台での経験が無く、私にはあった。ラッキーな面もあったと思う。」と分析していました。
また、コスチュクについては「彼女から受けた最大の衝撃は、私の球のスピードを全く恐れていなかったこと。とても危険な選手だと思う。」と警戒していました。 それでは、2回戦・3回戦のハイライト映像をご覧ください!