
芝の王者・サンプラスのウィンブルドンハイライト!
本日は過去の映像をお送りしていきます。
今回は、芝の王者・ピート・サンプラスのウィンブルドンハイライトです。
サンプラスは主に90年代に活躍したレジェンドであり、ウィンブルドン7勝を含むグランドスラム14勝など、様々な記録を塗り替えた、歴史に残るスタープレイヤーです。
サンプラスが現役当時に作った記録は次の通りです。
・ATP生涯獲得賞金王(1996)
・グランドスラム最多タイトル獲得・13勝(2000)
・世界ランキング1位最長記録(2000)
・ウィンブルドン優勝回数・7回(2000)
・年間最終ランキング1位・6回(1998)
1993年~98年まで6年連続。連続・通算回数ともに歴代単独1位。
・グランドスラム11年連続決勝進出(2001)
1992年~2002年。イワン・レンドルと並び1位タイ記録。
・グランドスラム決勝連続勝利・8連続(2000)
1995年ウィンブルドン~2000年ウィンブルドンまでの間、グランドスラム決勝では8戦無敗。
・全米オープン男子シングルス優勝回数・5回(2001)
ジミー・コナーズ、ロジャー・フェデラーと並び1位タイ記録。
・全米オープン男子シングルス決勝進出回数・8回(2001)
イワン・レンドル並び1位タイ記録。
・全米オープン最年少優勝・19歳28日(1990)
・10代・20代・30代でグランドスラム優勝(2001)
男子シングルスでは他にはケン・ローズウォール、ラファエル・ナダルのみ。
上記の4つは後にいずれもフェデラーに記録を塗り替えられましたが、下記7つは今現在も記録保持者です。
記録を見るとテニス界の歴史的偉人であることが更によく分かります。そして、そのサンプラスが特に得意としていたのが、球足の速い芝コートです。ビッグサーバーで超攻撃的なスタイルであったサンプラスはウィンブルドンで無類の強さを誇りました。ウィンブルドン決勝での成績は以下の通りです。
1993年 7-6,7-6,3-6,6-3 ジム・クーリエ
1994年 7-6,7-6,6-0 ゴラン・イワニセビッチ
1995年 6-7,6-2,6-4,6-2 ボリス・ベッカー 3連覇達成。
1997年 6-4,6-2,6-4 セドリック・ピオリーン
1998年 6-7,7-6,6-4,3-6,6-2 ゴラン・イワニセビッチ
1999年 6-3,6-4,7-5 アンドレ・アガシ
2000年 6-7,7-6,6-4,6-2 パトリック・ラフター 4連覇達成。
1996年は準々決勝でリチャード・クライチェクに敗退。2001年は準々決勝でロジャー・フェデラーに敗れました。結局、世界ランク1位になってからのウィンブルドンでの敗退はこの2回だけでした。
特にフェデラーとの対戦はこの1度だけであり、後で考えると「世代交代」という歴史を感じる試合となりました。
それでは、当時「攻撃テニス」でプレースタイルの常識を変えたサンプラスのウィンブルドンハイライトをご覧ください!
当時、エマーソンの12勝を更新する、グランドスラム13勝の記録を作った2000年ウィンブルドン決勝、サンプラスvsラフターのハイライトもどうぞ!