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2020年全米オープン男子はズベレフとティームが決勝進出!

テニスの全米オープン(ニューヨーク/ハード)は11日、男子シングルス準決勝が行われ、第5シードのA・ズベレフと第2シードのD・ティームが決勝進出を果たしました。

まず、A・ズベレフは第20シードのP・カレノブスタを3-6,2-6,6-3,6-3,6-3の大逆転で破り、グランドスラム初の決勝進出を決めました。

ズベレフはこの試合、出だしから波に乗ることができずに2セットダウンとなってしまいますが、24本のサービスエースや71本のウィナーを決めて、キャリアで初めて2セットダウンからの大逆転勝利を収めました。3時間23分の熱戦でした。

ズベレフは試合後「今日は精神的に落ち着いていた。2セットダウンの時も、チャンスが来た時にそれを生かせるよう、焦らないように心がけた。0-2の時、スコアボードを見て信じられないと一瞬思ったが、グランドスラムの準決勝なのだから、簡単な試合なんてありえないと考えた。それから私はとても深く集中することができていた。そして今勝者としてここで記者会見している。」と振り返りました。

そしてもう一方のティームは第3シードのD・メドヴェデフを6-2,7-6,7-6のストレートで破り、全米オープン初の決勝進出を決めました。

この試合、出だしからファンの期待通りの素晴らしいラリー戦となり、一進一退の展開が続きましたが、第1セットはファーストサービスが入ったときに100%の確率でポイントを獲得するなど安定感のあるサービスゲームを披露したティームが先取します。

第2セット、第3セットは共にメドヴェデフが先にブレークに成功して5-3とリードしましたが、ティームがそこから両セット共にタイブレークに持ち込んで逆転し、大接戦ではありましたが、ストレートで試合終了となりました。

試合後メドヴェデフは「今日のティームは本当のチャンピオンのようなプレーをした。これはビッグ3にとってストレスとなるだろう。ティームはいつ彼らとプレーしても、同じレベルで闘えると思う。」とティームを称賛しました。

これで、決勝はズベレフvsティームとなりました。ティームはズベレフについて、「彼とは友情もあり、素晴らしいライバル。決勝で戦えるなんて最高だ。素晴らしい試合にしたい。」と語りました。 それでは、準決勝2試合のハイライト映像をご覧ください!

 
 

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