• ニュース
  • ニュース配信は、最新のATPやWTAなどの公式サイトが配信している動画を、ニュース記事と合わせて配信している、世界のトップ選手のニュース動画です。

全米オープン、男女決勝戦ハイライト!

テニスの全米オープン(ニューヨーク/ハード)は2020年9月12日に女子、13日に男子、それぞれ決勝戦が行われ、大坂なおみとD・ティームがグランドスラムタイトルを獲得しました。

まず女子決勝では、第4シードの大坂なおみが元世界ランク1位のV・アザレンカを1-6,6-3,6-3の逆転で下して2018年以来2年ぶり2度目の優勝を果たし、グランドスラム3勝目を挙げました。さらに14日発表の世界ランキングで3位へ浮上することが確定しました。

また、今大会の大坂は、人種差別への抗議の意を示すため、黒いマスクをして入退場。1回戦から決勝までの試合数に合わせて7枚を用意していましたが、決勝に進出したことで、全7枚披露を遂げました。

試合後大坂は「本当に強い相手だった。今年の序盤は調子がよくなかったけど、チームのみんなは私を信じ続けてくれた。本当にありがとう。そして日本から応援してくれたみなさん、ありがとう。」と感謝の念を述べました。

一方敗れたアザレンカは「なおみ、おめでとう。チームのみんなもおめでとう。あなたの優勝は私も嬉しく思う。また決勝戦で会いましょう。」と語りました。

そして男子決勝では、第2シードのD・ティームが第5シードのA・ズベレフを2-6,4-6,6-4,6-3,7-6の大逆転で破り、グランドスラム初優勝を果たしました。オーストリア人では1995年のT・ムスター以来25年ぶりのグランドスラム制覇を成し遂げました。また、2014年の同大会で優勝したM・チリッチ以来6年ぶりのグランドスラム新王者となりました。

全米オープン男子シングルス決勝で2セットダウンから優勝するのは、1968年のオープン化以降初の出来事で、4時間1分におよんだこの戦いは、歴史的な死闘となりました。

ティームは試合後「人生のゴールが達成した。何年も夢見てきた。少しずつトップに近づいていき、『いつかグランドスラムの1つで勝てるかもしれない』と思い始めた。多くの練習をしてきた。自分の人生の全てを捧げてきて優勝できた。とても素晴らしい達成。」と喜びを語りました。

一方のズベレフは「チームのみんなありがとう。ここまで勝つことができた。今日は厳しい試合だった。勝てなくてとても辛いが、いつかあの優勝トロフィーを掲げよう。」と涙ながらに語りました。 それでは、男女決勝戦のハイライト映像をご覧ください!

 
 
 

関連記事一覧