錦織と西岡、２回戦で敗れる！ツアー復帰のナダルは完勝！

男子テニスのＢＮＬイタリア国際（ローマ/レッドクレー/ＡＴＰ１０００）は１７日、シングルス２回戦が行われ、世界ランク３５位の錦織圭は１８歳で同２４９位のＬ・ムセッティに３-６,４-６のストレートで敗れ、６年連続のベスト１６進出とはなりませんでした。

この試合、序盤から両者激しい打ち合いを展開しますが、予選から出場し本戦１回戦ではワウリンカを破って勝ち上がってきたムセッティの積極果敢なプレーに、錦織がおされる場面が増えます。失うものがないムセッティは、第１セットをものにした後も勢いを継続し、強打やドロップショットなどで錦織にリズムを掴ませません。そんな中、第９ゲームの錦織のサービスゲームで運悪く停電するハプニングが起き、再開後リズムを失った錦織は、すぐにブレークを許します。結局１度もブレークできなかった錦織は２回戦で敗退となってしまいました。

錦織は試合後「彼は、いい選手。特にクレーでのパフォーマンスは高いと思う。彼はいいバックハンドをもっていて、サーブもいい。彼はほとんどのことをすることができる。それが大きな武器だ。」とムセッティを称賛しました。

そして、１回戦を快勝して２回戦に臨んだ世界ランク５０位の西岡良仁も、第１５シードのＧ・ディミトロフに１-６,０-６のストレートで完敗し、ベスト１６進出とはなりませんでした。

その他の選手では、クレーキング・ナダルが今大会からついに始動。復帰初戦では、世界ランク１８位、先日の全米オープンで４強入りしたＰ・カレノ=ブスタを６-１,６-１のストレートで破る完勝劇。ツアー再開後の初戦を白星で飾りました。

また、第３シードで出場していたＳ・チチパスが、ワイルドカード出場の若手のホープ、Ｊ・シナーにフルセットで破れる波乱も起こっています。 それでは、上記試合のハイライト映像をご覧ください！