ジョコビッチが優勝！ナダル越え３６回目のマスターズ制覇！

男子テニスのＢＮＬイタリア国際（ローマ/レッドクレー/ＡＴＰ１０００）は９月２１日、シングルス決勝が行われ、第１シードのＮ・ジョコビッチが第８シードのＤ・シュワルツマンを7-5,6-3のストレートで破り、２０１５年以来５年ぶり５度目の大会制覇を成し遂げました。

立ち上がりはシュワルツマンが快調に２ブレークして３-０とし、素晴らしいスタートを切りますが、徐々に調子を上げてきたジョコビッチが挽回します。第１セットを逆転で奪ったジョコビッチは第２セットでは主導権を取り、らしいプレーでマスターズ初制覇を狙ったシュワルツマンを振り切り、１時間５３分でタイトルを手にしました。

３３歳のジョコビッチにとってこのタイトルは「ＡＴＰマスターズ１０００」３６個目となり、ナダルを抜いて単独最多となりました。また、グランドスラム１７度、ＡＴＰファイナルズの５度と合わせてビッグタイトル５８個目の栄冠となりました。

ジョコビッチは試合後「素晴らしく、とてもチャレンジングな１週間だった。ずっとベストなテニスができたわけではないが、ほとんど全ての試合で、最も必要な瞬間にベストなプレーをすることができたと思う。パリでの全仏オープンに向けて、これ以上望めないくらいだ。また１つ大きなタイトルを手にすることができたし、とても満足している。」と喜びを語りました。

これでジョコビッチは今シーズン３１勝１敗。１敗は失格だったので、まだ試合では１回も負けていません。実質無敗のまま、今年最後のグランドスラム・全仏オープンに挑みます。それでは、決勝戦のハイライト映像をご覧ください！

準決勝のハイライトもどうぞ！

今大会から復帰したナダルは準々決勝でシュワルツマンに敗れましたが、その準々決勝のハイライトもどうぞ！