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全仏直近大会、ハンブルグ準決勝・決勝!

男子テニスのハンブルグ・ヨーロピアン・オープン(ドイツ/レッドクレー/ATP500)は2020年9月26日に準決勝、27日に決勝が行われました。

まず26日の準決勝第1試合は、第5シードのA・ルブレフが世界ランク30位のC・ルードを6-4,6-2のストレートで破り、今季ツアー3回目の決勝に進出しました。

今季好調をキープする22歳のルブレフは、得意のフォアの強打などで主導権を取り優位に展開。21歳のルードに2度のブレークを許したものの、自身はそれを上回る5度のブレークに成功。1時間25分で勝利を決め、今季3度目の決勝進出を果たしました。

そして第2試合は、第2シードのS・チチパスが世界ランク22位のC・ガリンを7-5,3-6,6-4のフルセットで破り、大会初の決勝に進出しました。

序盤から激しいラリーの応酬で拮抗した展開となったこの試合は、その内容通りファイナルセットに突入。

ファイナルセットも素晴らしいラリー戦となりますが、ファーストサービスが入ったときに82%の高い確率でポイントを獲得するなど、より安定したサービスゲームを見せたチチパスが僅かに上回り、24歳のガリンにブレークチャンスを与えることなく、2時間15分で勝利しました。

そして翌日行われた決勝戦。第1セットは立ち上がりから快調に飛ばすルブレフが2度のブレークを奪って先取するも、第2セットは、サービスの精度を上げて安定したサービスゲームを見せたチチパスが取り返し、ファイナルセットに突入。ファイナルセットもお互いに譲らず、ブレークを奪い合うスリリングな展開となりましたが、最後はチチパスがダブルフォルトを犯してゲームセット。2年連続で決勝を戦った22歳のルブレフが、2時間19分の熱戦を制し、ATP500初のタイトルを獲得しました。

ルブレフは試合後、「ATP500のタイトルを獲得して素晴らしい気分。『ダブルフォルト』とコールされて初めて気付いた。その数秒後に試合が終わったことが分かり、自分が勝ったと理解した。試合はスリル満点だった。」と喜びを語りました。

それでは、準決勝・決勝のハイライト映像をご覧ください!

 

今大会ハンブルグのベストショット集もどうぞ!

 

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