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全仏オープン4回戦!若い世代vsトップシードの3試合!

テニスの全仏オープン(パリ/レッドクレー/グランドスラム)は10月4日、男子シングルスの4回戦4試合が行われ、そのうちの3試合で、次世代のチャンピオン候補である若い世代3選手が、トップシード選手に挑みました。

まず、第6シードのA・ズベレフに、世界ランク75位で昨年のネクストジェネレーションファイナルズの優勝者、19歳のJ・シナーが挑み、6-3,6-3,4-6,6-3でシナーが勝利。全仏オープン初出場にしてベスト8進出を果たしました。この記録は、2005年にナダルが初出場でいきなり優勝した時以来の快挙となります。しかし、シナーは試合後「そういう記録のことはあまり考えていない。結局はすべての試合で良いプレーをして、すべての試合に勝ちたいと思っている。」とクールに語りました。

そして次に、第2シードのR・ナダルに、世界ランク213位で20歳のS・コルダが挑みましたが、1-6,1-6,2-6で完敗を喫しました。クレーキングの壁は厚かったのですが、コルダは幼少の頃からナダルに憧れていたようで、試合後「間違いなく人生で最高の瞬間だった。試合終了時のラケットタッチをした時に、サイン入りウェアをお願いした。今までに試合後にサインをお願いした人がいるかどうか分からないけど、あれは間違いなく人生で一番クールな瞬間だったし、絶対に忘れられない瞬間だった。」と語り、ご満悦状態でした。ちなみにナダルはそのウエアに「友人のセバスチャンへ 君がテニスで成功することを願っている」とメッセージを書いたそうです。

そしてもう1人、第3シードのD・ティームに、世界ランク239位、20歳のH・ガストンが挑みましたが、こちらは4-6,4-6,7-5,6-3,3-6のフルセットで惜しくも破れました。ドロップショットを多用するなどのトリッキーなサウスポーに苦しめられたティームは試合後、「彼の戦いのクオリティはあまり見たことのないものだった。ドロップショットは他の惑星から来たようなもので、私は今日400回くらいネットに向かってスプリントした。この調子が続けば彼はビッグな選手になる。将来このスタジアムで多くの喜びをもたらすだろう。」とガストンを称賛しました。 それでは、この3試合のハイライト映像をご覧ください!

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