
■「出来そうで出来ない」保護者の試合観戦&サポート方法とは!?
「お父さんの為のテニス教室」の佐藤です。
試合は「試し合い(ためしあい)」なので
お互いが学び得た力を出し合う場です。
その確認と足りない部分の確認、
もしかしたら他に新しい発見が
あるかもしれません。
そのため、私は試合会場に
足を運ぶようにしています。
そこで、今回は保護者の
試合観戦&サポートについて
考えてみました。
観戦&サポートの目的は
人それぞれなので、
今回は指導者から保護者に
試合の観戦&サポートする場合
注意してほしいと感じる点を
私なりに挙げてみたいと思います。
【試合会場では放置する】
「おにぎり食べる?」
「水分は摂った?」
「あの子の試合を観なさい」
「オーダーオブプレーを見てきなさい」
「上着を着なさい」
などなど
はっきり言ってしまえば、、、
『ほっといても、全部自分で出来ます。』
もし、出来ないと思う
大人がいるとしたら
経験の差で大人は子どもより
多くのことを早く気付くので
その大人のタイミングで
子どもに指示をしてしまうからだと思います。
自分に必要だと思えば、
自然と行動するようになります。
もちろん子どもなので
考えが甘いところもあると思いますが
失敗を経験して
少しずつ準備周到になるのです。
【観戦は本人に確認する】
本来なら
「選手」「家族」「コーチ」が
チームなので観戦するのは
当たり前です。
しかし、成長過程では
必ずと言っていいほど、
大人の存在が
「鬱陶しい」と思う時が来ます。
もし、確認して
「いいよ」の一言があれば、
自分が認めた事実があるので
受け入れるでしょう。
納得いかないこともありますが、
保護者もコーチも我慢が必要になります。
時間をかけて最高のチームを作ることが
選手にとって良い環境になるはずです。
【サポートしない】
今、ジュニアのほとんどが
保護者の送り迎えが
当たり前になっています。
普段の練習では
学校などの時間の関係や
練習が終わる時間が
遅くなる場合が多いので
送り迎えをしなければならない
状況かもしれません。
ですが、土・日・祝日などの
時間に余裕がある時は
全部1人で行動させることも
必要だと思います。
なので、家から
試合会場までの往復と
試合に向けての準備を
全部一人で行動してみるのです。
そうすれば、準備や移動が
どんなに大変なのかを
知ることもできるでしょう。
今回、挙げた3つの例は
ジュニアも保護者も
「出来そうで出来ていないこと」
だと思います。
何故ならそのほとんどが
「やれば出来る」と思っているからです。
ここで気付いてほしいことは、、、
「やれば出来る」と言う人ほど、
いつまで経っても行動に起こせない人なのです。
逆に「出来そうなことを出来るようにする人」は
強い選手に必要な要素である
「行動力」と「決断力」が身に付くと思います。
この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。