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チチパス、前哨戦で敗れたルブレフを破る!

テニスの全仏オープン(パリ/レッドクレー/グランドスラム)は10月7日、男子シングルス準々決勝の残り2試合が行われました。

まず第1試合では、第1シードのN・ジョコビッチが第17シードのP・カレノブスタを4-6,6-2,6-3,6-4で破り、2年連続10度目のベスト4進出を果たしました。

この日、首と肩に問題を抱えていたジョコビッチは、立ち上がりピリッとしません。逆に最初からエンジン全開で挑むカレノブスタがそのすきを突き優位に展開。第1セットを奪います。しかし、「試合が進むにつれて調子が良くなり、痛みもあまり感じなくなってきた」と試合後語ったように、第2セットからジョコビッチのプレーが良くなってきます。それでもカレノブスタにもチャンスがありましたが、結局それを生かすことができず、ジョコビッチが3セット連取で逆転勝利を収めました。

今大会初めてセットを落としたジョコビッチは試合後、「コートでは気分がよくなかった。ウォームアップの時に少し悪くなった。だが試合が進むにつれてよくなり、痛みもなくなった。立ち上がりは特にカレノブスタのプレーが良く、私は足が動かなかった。全体的にとても競った試合だった。彼にはチャンスがあったが、私にもあった。」と語りました。

そして第2試合では、第5シードのS・チチパスが第13シードのA・ルブレフを7-5,6-2,6-3のストレートで破り、全仏初、グランドスラム2度目のベスト4進出を果たしました。

前哨戦のハンブルグ決勝で、チチパスはルブレフに敗戦を喫していましたが、この試合では5度のブレークに成功し、1時間55分でリベンジに成功しました。

チチパスは試合後、「幼い頃から、グランドスラムで勝利することを夢見てきた。今このポジションにいられることを嬉しく思う。」と喜びを語りました。続けて、「ドミニクから刺激を受けている。彼が成し遂げたことは素晴らしい。コート外でも、とても良い人。コートでもとても努力家。バランスがいいし、いろんな面で情熱的な人間。とても親しくしている。彼から学ぶことがたくさんあるし、それを自分のテニスに取り入れている。」と、今年の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾ったD・ティームに刺激を受けていることと、ティームに対するリスペクトを語りました。

これで準決勝第2試合は、ジョコビッチvsチチパスとなりました。チチパスは「やらなければならないテニスをするだけ。これまでの試合と同じように、強い気持ちと集中力を持って臨む。」と意気込んでいました。 それでは、この2試合のハイライト映像をご覧ください!

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