
波乱続きのウィーンで好調ルブレフがタイトル獲得!
男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン/インドアハード/ATP500)は11月1日、シングルス決勝が行われ、第5シードのA・ルブレフが、世界ランク42位でラッキールーザーからの快進撃を続けていたL・ソネゴを6-4,6-4のストレートで破り、大会初優勝を果たしました。
今季4勝を挙げるなど好調を維持するルブレフはこの試合、ファーストサーブからのポイント獲得率で87%の高確率を記録。今大会終始見せている安定のサービスゲームで、勢いに乗っていたソネゴに1度もブレークを許すことなく、1時間18分で勝利を決めました。ルブレフは今大会5試合全てストレートで勝利。また38回のサービスゲームで1回もブレークを許さない完璧なプレーを見せました。
先月のサンクトペテルブルク・オープン以来今季5回目のタイトルを獲得したルブレフは、今季シングルスで39勝を記録。ジョコビッチと並び勝利数1位となりました。
試合後ATP公式サイトでルブレフは「私の祖母はオーストリア人だったから私にもオーストリアの血が入っている。だからこの大会は私にとっても特別なタイトルとなった。」とコメントしました。
また、自身初のツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」への出場権獲得が確定したことについて、「初めてロンドンへの出場権を得られて嬉しい。本当に楽しみ。まだまだ改善しなければならないことがたくさんある。トップ8人の選手と渡り合うために、何を改善するべきなのかを見極める良い挑戦になるだろう。」と語りました。
一方、快進撃を続けていたソネゴは、昨年のアンタルヤ・オープン以来となる自身2度目のツアータイトル獲得とはなりませんでした。
それでは、決勝戦のハイライト映像をご覧ください!
準決勝2試合のハイライトもどうぞ!