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ナダル、自身初のパリ・マスターズ制覇に向けて準決勝進出!

男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/インドアハード/ATP1000)は11月6日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのR・ナダルが第9シードのP・カレノブスタを4-6,7-5,6-1の逆転で破り、2年連続5度目のベスト4進出を果たしました。

ナダルはカレノブスタに対し、過去6戦全勝で失セットも僅か1でしたが、今シーズン好調のカレノブスタに苦戦を強いられます。第1セット、ナダルも決して悪いプレーではありませんでしたが、攻守のバランスの良さを見せたカレノブスタがワンチャンスを生かしてものにします。そして第2セットも立ち上がりの第1ゲームでトリプルブレークポイントを掴みます。

しかし、ここからナダルが逆襲。このピンチを凌ぐと息を吹き返しギアを上げます。そして勝負所の第12ゲームで2本連続のフォアハンドウイナーを決めて第2セットを奪取すると、ファイナルセットは一気に畳みかけたナダルの一方的な展開となり、2時間13分でナダルの勝利となりました。

ナダルは試合後、「カレノブスタは攻撃的でとても良いプレーぶりだった。サーブも良く、私はリターンゲームでプレッシャーを感じていた。でも私のサーブもよかった。プレーぶりもゲームが進むにつれてよくなっていった。このまま勝ち進み続けるには、リターンの質を更に上げなければならない。」と語りました。

その他では、第3シードのメドヴェデフ、第4シードのズベレフ、マッチポイントを2つ凌いで逆転勝利を挙げたラオニッチが準決勝にコマを進めています。

そしてこの日をもって、最終戦のNittoATPファイナルズ(イギリス/ロンドン/インドアハード)に出場する8選手が決定しました。次の通りです。

『2020年「NittoATPファイナルズ」出場権獲得者』

名前:2020年戦績(11月6日時点)/過去大会の最高成績

ジョコビッチ:39勝3敗/優勝(2008年、2012年、2013年、2014年、2015年)

ナダル:25勝4敗/準優勝(2010年、2013年)

ティーム:22勝7敗/準優勝(2019年)

メドベージェフ:21勝10敗/グループリーグ敗退(2019年)

チチパス:28勝12敗/優勝(2019年)

ズベレフ:26勝8敗/優勝(2018年)

ルブレフ:40勝8敗/初出場

シュワルツマン:25勝12敗/初出場

それでは準々決勝4試合のハイライト映像をご覧下さい!

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