
Nitto ATPファイナルズ、ラウンドロビン第3戦!
男子テニスの最終戦、NittoATPファイナルズ(イギリス/ロンドン/インドアハード)は、11月19日にグループロンドン2020、20日にグループ東京1970、のそれぞれ第3戦が行われました。
まず、19日は第2シードのR・ナダルが第6シードのS・チチパスを6-4,4-6,6-2のフルセットで、第7シードのA・ルブレフが第3シードのD・ティームを6-2,7-5のストレートでそれぞれ破りました。
この結果、グループロンドン2020からは、ティームとナダルが準決勝進出を果たしました。
2015年以来5年ぶり6度目の決勝トーナメント進出を決めた34歳のナダルは「今年最後の大会で準決勝に進出することは素晴らしいことだ。去年は準決勝に進めなかったし、一昨年は欠場しなければならなかった。ここで毎日世界最高の選手と対戦するのは、常に困難なことだ。過去を振り返ると、今までは少し疲れてここに来ていたが、今年はちょっと違う。準決勝に行けることに興奮しているし、ベストを尽くせるように準備したいと思う。」と、意気込みを語りました。
また、最終戦に初出場だったルブレフは「ここに来ることが出来て幸せな気分。準決勝には進めなかったが、2試合目はとても接戦でマッチポイントもあったし、もし2勝していたら、まったく違う話になっていたかもしれない。でもこれが人生。これからも努力し続けて、次に何が起こるかを見ていきたい。」と語りました。
次に20日は、第1シードのN・ジョコビッチが第5シードのA・ズベレフを6-3,7-6のストレートで、第4シードのD・メドヴェデフが第8シードのD・シュワルツマンを6-3,6-3のストレートでそれぞれ下しました。この結果、グループ東京1970からは、メドヴェデフとジョコビッチが準決勝進出を果たしました。
9度目の決勝トーナメント進出を決めたジョコビッチは「最高の気分。第1セットの序盤で彼に何度かブレークポイントを握られたが、ダニールとの試合とは違い、大切な場面でいいサービスを打てた。正しいタイミングで正しいショットを打つことができた。」と満足感を語りました。
これで、4選手が決勝トーナメント進出を決めました。準決勝のカードは、メドヴェデフvsナダル、ティームvsジョコビッチとなっています。
それでは、ラウンドロビン第3戦4試合のハイライト映像をご覧ください!