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Nitto ATPファイナルズ 準決勝!

男子テニスの最終戦、NittoATPファイナルズ(イギリス/ロンドン/インドアハード)は11月21日、シングルス準決勝2試合が行われ、2人のファイナリストが決定しました。

まず第1試合では、第3シードのD・ティームが第1シードのN・ジョコビッチを7-5,6-7,7-6のフルセットで破り、2年連続の決勝進出を果たしました。

序盤からお互いに持ち味を発揮して素晴らしい熱戦となりましたが、最後のタイブレークで0-4から驚異の挽回劇を見せたティームがジョコビッチを振り切り、2時間54分の大接戦を制しました。

ティームは試合後「今日は精神的な戦いでもあった。レジェンド達との戦いはいつも特別なものなので、第2セットのタイブレークではとても固くなってしまった。最終戦というのもとても特別だ。ニューヨークで初めてのビッグタイトルを獲った後、もう少し落ち着いていけるようになるのかもしれないと思っていたが、それは間違いだった。以前と同じように緊張して固くなった。でも、最後にはいいプレーができて勝つことができ、とても嬉しい。」と語りました。

一方敗れたジョコビッチは「私が悪いプレーをしていたとは思わない。あのタイブレークで全てのファーストサービスを入れた。勝利は近いと思ったけど、そうはならなかった。ティームがファイナルセットのタイブレークで0-4からやったことは非現実的とも言えることだった。彼は勝利に値する。」とティームを称賛しました。

そして第2試合では、第4シードのD・メドヴェデフが第2シードのR・ナダルを3-6,7-6,6-3の逆転で破り、初の決勝進出を果たしました。

第1セットを取って、第2セットも5-4でサービングフォーマッチを迎えたナダルでしたが、メドヴェデフが粘りを見せて追いつくと、その勢いのままタイブレークを制し追いつきます。流れを掴んだメドヴェデフは、ファイナルセットでは優位に立ち、2時間35分の激闘を制しました。

メドヴェデフは試合後、逆転劇について、「小さいことから変えていこうと考えた。変化を起こすことができ、逆転に繋がった。」と語りました。

一方のナダルは「第2セットの終盤では良い動きができず、彼が強かった。とても大きなチャンスを失ってしまった。今日は残念だったが、過去にはもっと厳しい敗戦もあった。だからそこまで落ち込んでいるわけではない。これからも目標は常に同じで、毎大会で成長し、勝つためにいいプレーをするよう努めるつもりだ。」とコメントを残しています。

それでは、準決勝のハイライト映像をご覧下さい!

 

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