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Nitto ATPファイナルズ 決勝!

男子テニスの最終戦、NittoATPファイナルズ(イギリス/ロンドン/インドアハード)は11月22日、シングルス決勝戦が行われ、第4シードのD・メドヴェデフが第3シードのD・ティームを4-6,7-6,6-4の逆転で破って大会初優勝を果たし、ビッグタイトルを獲得しました。

決勝戦、メドヴェデフは第1セットを先取されるも、第2セットでは勝負強さを発揮してタイブレークの末に取り返します。第3セット、流れを掴んだメドヴェデフは、積極果敢なネットプレーなどで大事なポイントを奪い、第4ゲームでブレークに成功。その後リードをきっちり守り、2時間42分で勝利を決めました。

メドヴェデフは試合後「ティームが成し遂げてきたことへ祝福をしたい。あなたの名前は、もうテニスの歴史に刻まれている。今年グランドスラムで優勝した。信じられないようなプレーをしていた。彼はいくつかのブレークポイントで信じられないプレーをし、もう明日はないかのようにボールを叩いていたのを覚えている。今日のファイナルセットではネットへ出たり、ウィナーでポイントを取ったりして、実際いい形で終えられることができた。非常にラッキーだったし、とても嬉しい。最高の選手と対戦した今日の勝利は、テニス人生で最もタフな勝利だった。最高の勝利だ。」と喜びを語りました。

一方、2年連続の準優勝に終わったティームは「もちろん落胆しているが、でも今週の自分のテニスにも誇りを感じている。ダニールは勝者に値する。素晴らしい試合だった。これからも共に多くの素晴らしい試合ができたらと願っている。負けてしまったけど、今日のプレーには満足している。」とコメント。

また、2人はナダルとジョコビッチについても言及。メドヴェデフが「ドミニクと私にとって間違いなく良かったのは、2人共にラファとノヴァークに勝ったことだ。信じられない成果だ。私達若い選手たちはこれからも結果を出し続け、良いライバル関係を築きたい。」と言えば、ティームは「私達はレジェンドたちと一緒にプレーできること、そして彼らを倒して最大の大会でも優勝できることを証明した。」と口をそろえて感想を述べました。

そして、今大会でロンドン開催が最後となりましたが、メドヴェデフの優勝で、ロンドン開催の最初と最後をロシア勢が制覇したことになりました。初めてロンドンで開催された2009年はN・ダビデンコが優勝しており、それについてメドヴェデフは、「『ロンドンでの初代チャンピオンがロシア人で、最後のチャンピオンもロシア人だったら、それは素晴らしい物語だ。』と大会前からずっと言っていた。私のような多くの子供達にインスピレーションを与えてくれたダビデンコに感謝している。」と語っていました。

それでは、決勝戦ハイライト映像をご覧ください!

 
 
 

ダブルスの決勝戦、第7シードのJ・メルツァー/ E・ロジェ=ヴァセラン組 vs 第5シードのW・クールハフ/ N・メクティッチ組 のハイライトもどうぞ!

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