
【お父さんのための】「ペップトーク」で体罰は減る。
「お父さんの為のテニス教室」の佐藤です。
「ペップトーク」をご存知ですか?
ペップトークとは、、、
「勇気」「元気」「やる気」を引き出す、短くて分かりやすく、
相手の心(記憶)に残る「励ましの言葉」であり「究極のショートスピーチ」です。
スポーツでは、試合に向かう選手への声掛けを指します。
選手がその気になり、魂が震え、覚悟を決められる声掛けです。
その声掛けをするためには、
言葉遣いが非常に大切になります。
ネガティブな言葉を使ってしまえば、
選手は悲観的なイメージを持ちやすくなってしまいます。
そうならないために、ポジティブな言葉を使うことが大切なのです。
そのポイントは5つあります。
現状を受け入れる
はじめに、自分と相手の違いを受け入れる。
相手の力が上だったとしても、です。
ポジティブな表現を使う
「10回戦えば9回負ける」というのではなく、
「相手が9回勝つだろう。では、1回の勝ちを手にするために何をしようか?」
という表現であれば、
同じ確率でも勝機があるように感じられるでしょう。
効果的なキーワードを含める
普段の練習から「ファーストサービスはレシーブが返球しにくいサービスを打とう」と伝えることで、試合前に一言だけ「ファーストサービス」と言うだけで
選手は何をすべきかを理解し、プレーに迷いがなくなる。
内容はコンパクトかつシンプルに
短な言葉で伝えた方が頭に入りやすいものです。
言葉を引用したり、例題を挙げ過ぎると選手は「?」となり
何を話しているかまったく理解していない場合があります。
イメージを活用する
「負けたら罰走」と言われた選手は
負けて走らされて自分の姿をイメージしやすくなります。
「勝って全国大会でプレーしよう」など、
成功したイメージの言葉を選びましょう。
私たち指導者が「伝えるスキル」を身につけることで
体罰や言葉の暴力を無くすことができると考えています。
追伸
私が参考にしている「ペップトーク」を
紹介したいと思います。
それは「スポーツ映画」と「スポーツ漫画」です。
映画や漫画で感動させられるのは
この「ペップトーク」が使われているからです。
私が好きな映画は「タイタンズを忘れない」
私が好きな漫画は「はじめの一歩」
興味があったら観て下さい。
この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。