【お父さんのための】「思い込み解釈」で失敗しないためには!?

「お父さんの為のテニス教室」の佐藤です。

アカデミーが開校して1年間は
私たちの活動を理解していただくことと
「新しい文化」を作ることに努力してきました。

「新しい文化」とは
私たちのアカデミーの雰囲気作りです。

その為に「活動内容」や
「指導に対する考え方」をブログで紹介し
私たちの「志」を伝えてきました。

選手育成だけでなく、
普及活動にも力を注ぎ、

テニスを始めるキッカケを
作ってきました。

この1年間は
ジュニアたちも、ご父兄の方たちにも

ご理解・ご協力してもらいながら
前進してきました。

その「成果の確認」と
「今後の課題」を探すため、
父母会を定期的に行っています。

ですが、時間に制限もあり、
個人的な意見や質問ができないことがあります。

そこで短い時間ですが
「三者面談」を行うことにしました。

今回は「この1年を振り返って」を
テーマに話を進めています。

「ジュニアと指導者」は
練習の中に目標設定や課題を話し合えます。

「ジュニアと親」は
私生活の中で話し合えます。

しかし、「親と指導者」は
指導者からの一方通行的な話の内容になりがちです。

この1年間で
ちょっとした疑問を抱いていたり、

我が子の成長が気になっているが、
聞いてみたいけど聞けない
そんな雰囲気になっているかもしれません。

テニスクラブとの関係が
悪くなる原因の多くが

ジュニアからの情報だけで、
間違った「思い込み解釈」をしてしまうパターンです。

その問題は、
指導者と保護者の間で起きるのです。

・どんな理由でジュニアを叱ったのか?

・どんな理由で練習を休んだのか?

それを相手に確認をしないまま、
勝手に想像を膨らませ、

感情を抑えられなくなり、
間違った判断をする場合があるのです。

それを私は
「思い込み解釈」と呼んでいます。

それはジュニアが
悪いわけではありません。

大人である私たち指導者と保護者の
コミュニケーション不足が招くのです。

そんな雰囲気を作らないために
「三者面談」を行うことにしました。

私たちはこう考えています。

私たちの活動に対しては
何でも答えられるよう準備をしています。

ただし、もし私たちが
答えられないような質問があった場合、

それが私たちの課題になり
より良くするためのアイデアになると考えています。

今回「三者面談」を行って良かったことは、、、

私たちの考える
ジュニアの成長予測や育成方針と

親が抱いている期待値(結果)や
育成方針の擦り合わせが出来たことです。

私たちが「責任を持ちます」と言っても
偽善に過ぎません。

必ず最後には親が責任を負うのが現実です。

なので、私たちの考えだけで
ジュニアを育てるのではなく、

親の育成方針も理解しながら、
また、私たちのことも理解してもらいながら

お互いの考えを共有して、
ジュニアを見守っていくことです。

そうすることで
一方通行な思い込みが無くなり、

ジュニア達が良い時も悪い時も、
私たち大人が温かく見守ることができる
と考えています。

もし、テニスクラブに対して
何か不満を持っていたら

まずは直接お話しすることを
お勧めします。

ただし、感情的ではなく、
相手を理解する姿勢が大切です。

指導者として活動している人の多くが
「相手を理解する姿勢」を
大切にしているはずです。

きっと、お互いにとって
良い答えが出せるでしょう。

この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。

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