
23歳vs20歳の若手対決!デルレイビーチ決勝!
男子テニスのデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ/ハード/ATP250)は13日、シングルス決勝戦が行われ、第4シードのH・ホルカシュが世界ランク119位のS・コルダを6-3,6-3のストレートで破り、今年のツアー最初のチャンピオンとなりました。
決勝戦、ホルカシュはファーストゲームでいきなりコルダにブレークされて出鼻をくじかれます。しかし、焦ることなく落ち着いたプレーを見せ、第5ゲームでブレークバックするとペースを掴みます。その後は5度のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しないコルダを攻め立て、4度のブレークに成功。1時間11分で勝利を決めました。
今大会ホルカシュは全試合ストレート勝利を果たし、2019年8月のウィンストン・セーラム・オープン(ATP250)以来、2度目のシングルスタイトルを獲得しました。
試合後ホルカシュは「セバスチャンは積極的にプレーしてきたので、私も自分がやるべきことに集中して、アグレッシブにプレーしようとした。彼はビッグサーブを打ち、ベースラインからダイナミックなショットも打つことができる。だから、常に積極的にプレーして、優位に進める必要があった。良いプレーができたと思う。」と試合を振り返り、優勝については「今は最高の気分だけど、まだシーズンは始まったばかりだし、いくつかのことに取り組む必要がある。オーストラリアではもっといいプレーができるようにしたい。」と先を見据えていました。
また、コルダについて「素晴らしいプレーをしている。彼が将来達成できることは驚くべきことだろう。今日は100%の状態ではなかったようで残念だったが、彼は将来多くのトロフィーを手にすることになると思う。」と語りました。
一方のコルダは「今週はどれだけ良いプレーが出来たかとか、素晴らしい試合が出来たかとか、まだあまり実感がない。今週は素晴らしいトッププレーヤーたちと対戦できたし、今回の経験からはプラスのことしか生まれないだろう。今回の結果は最高だけど、すべてはプロセスであり、私はまだ20歳。だから、まだまだ勉強と努力が必要。帰ったらまた一生懸命練習して、自分のテニスを信じて今まで通りのことを続けていくつもりだ。」と、こちらも先を見据えていました。
それでは、決勝戦のハイライト映像をご覧ください!