
【お父さんのための】「ファーストサービスの罠」とは!?
「お父さんの為のテニス教室」の佐藤です。
今回は技術的な内容ではなく、
サービスに対する考え方を整理してみました。
サービスに自信が持てない
ジュニア選手の試合を考えてみました。
ファーストサービスを
フラット系のサービスを打ちフォルト、、、
スライス系のセカンドサービスを入れにいく。
「次こそ!!」と思い
フラット系のサービスを打ちフォルト、、、
スライス系のセカンドサービスを入れにいく。
「今度こそ!!」と思い
フラット系のサービスを打つがフォルト、、、
だんだんセカンドサービスにも
不安を持つようになる。
試合の終盤、
サービスに自信が持てなくなったり、
サービスの打ち過ぎで疲れが出て、
思ったように打つことができなくなる。
これが【ファーストサービスの罠】です。
サービスに自信が持てない
プレーヤーの展開ではないでしょうか?
では、どうすれば
サービスゲームに自信が持てるのか?
その為には、
まずはレシーバーの心境から考えよう。
もし自分がレシーバーなら
●たまにしか入らないファーストサービス
●高い確率で入ってくるファーストサービス
どちらが嫌なのか?
答えは
「高い確率で入ってくる
ファーストサービスが嫌」
ではないでしょうか?
なぜなら、ファーストサービスは
球種・コースなどの選択肢が多くレシーバーは
それらに対応する為の準備を
しなくてはいけないので
サーバーに有利な状況になる。
では、セカンドサービスはどうだろう?
回転系のサービスになり
スピードも落ちることが予測できる。
その分、レシーブも
対応しやすくなり余裕ができる。
レシーバーはファーストサービスに対しては
緊張感が高まり、
セカンドサービスには
余裕ができる状況だと考えられる。
そう考えるとサーバーは
どうしたらいいかわかってくる。
ファーストサービスの確率を
高くすることでレシーブからの攻撃を減らす。
回転系サービスでも
ファーストサービスでは対応が遅れやすくなり
ミスが増える可能性が高い。
少しファーストサービスの
考え方を変えることで
サービスゲームが有利になる。
ファーストサービスは
強く速いサーブを打つだけでなく、
それも選択肢の一つとして考え、
多くの選択肢の中から
相手が予測してないサービスを
選択すること。
また、ファーストサービスの
確率を高めることで
サービスを打つ回数を
減らすことができる。
1ゲームで
デュースまでいったとしたら
ファーストサービスが
必ず入っていたら6回だが、
全部セカンドサービスになれば
12回も打つことになる。
倍の回数のサービスを打つことになり、
これが続けば、終盤には疲労困憊になる。
ファーストサービスの罠に気付き、
考え方を変えるだけで
サービスゲームに
自信が持てるかもしれません。
この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。