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ATPカップ開幕!日本チームは初戦頃星

男子テニスのATPカップ(メルボルン/ハード)が開幕し、日本チームは3日、初戦であるグループD第2戦に臨みましたが、西岡良仁と錦織圭がシングルスで敗れ、ロシアチームに敗退しました。

まずシングルス第1試合では、世界ランク57位の西岡良仁が同8位のA・ルブレフと対戦。

西岡は第1ゲームでブレークに成功する幸先の良い立ち上がりを見せたものの、直後の第2ゲームでブレークバックを許すと流れを失い、続く第4ゲームでもブレークを献上。ストローク戦で押し込まれる展開となり第1セットを落とします。

第2セットに入ってもルブレフの強烈なフォアハンドに苦しめられた西岡は、第3ゲームで先にブレークを奪われて失速。結局1度もブレークできずに1-6,3-6のストレートで敗れました。

続くシングルス第2試合では、世界ランク41位の錦織圭が同4位のD・メドベージェフと対戦。

約4カ月ぶりとなる公式戦に臨んだ錦織でしたが、立ち上がり第1ゲームでいきなりブレークを許して主導権を取られると、メドベージェフの攻撃的なプレーに押され、第1セットを2-6で落とします。

第2セットに入り、より積極的なプレーで対抗した錦織でしたが、メドベージェフを上回ることはできず、勝負どころの第9ゲームでブレークされ、力尽きました。

勝負は決まってしまいましたが、最後のダブルスでは、マクラクラン勉/ 西岡組がE・ドンスコイ/ A・カラツェフ組を4-6,6-3,12-10の逆転で破り、一矢報いました。

14日間、完全隔離されていた錦織は試合後、「出だしが悪くクリーンに打てなかったので『大丈夫だろうか?』と思ったが、2セット目は結構よかった。体力的にも意外と大丈夫だった。日に日に調子は良くなっていて、いいリズムでプレーできていると思う。」と、“全快”に向かって手応えを感じている様子でした。

また、同じく完全隔離されていた西岡は「シングルスで自分のいい部分をみせられなかった。もう少しプレーをしたかった。中盤から少し掴めた感じだったが、もう少しのところが取れなかった。」と悔しがりました。

決勝トーナメント進出は逃した日本チームですが、全豪オープンに向けて大切な実践である次戦、グループD第3戦ではアルゼンチンと対戦します。

それでは、日本vsロシア戦のハイライト映像をご覧ください!

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