
全豪オープン開幕!日本人男子5選手の1回戦
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン/ハード)がついに開幕し、8日に男子シングルス1回戦が行われました。しかし、豪入り時の完全隔離の影響が大きかったか、残念ながら日本人男子選手は全員敗退という結果になってしまいました。
まず、世界ランク42位の錦織圭は第15シードのP・カレノブスタに5-7,6-7,2-6のストレートで敗れ、2009年以来12年ぶりの初戦敗退を喫しました。
試合後錦織は「出だしは『勝てるんじゃないか』と思えた程、ボールを捉える感覚や球筋が良かったが、相手も簡単にミスをせずにタフなショットを打ってきて、プレーぶりが確実に良かった。『強いな』という感じだった。この敗戦に対してそこまでは落胆はしていないが、このくらい戻ってきてもまだ勝てないんだな…という想いもあり、微妙なところです。」と複雑な気持ちを明かしました。
そして、日本の2番手、世界ランク57位の西岡良仁も、同87位のP・マルティネスに7-6,1-6,1-6,1-6の逆転で敗れました。第1セット、西岡は1-5から逆転で取り、流れを掴んだかと思われましたが、第2セット・第3セットで5度のブレークを許すなど良いプレーができません。ついにはラケットを投げつける程のフラストレーションがたまる展開に。何とか巻き返したい西岡でしたが、第4セットでも第3ゲームで先にブレークを許すと、そのまま力尽きゲームセット。5年連続5度目の初戦突破とはなりませんでした。
その他の日本人選手も、世界ランク118位のダニエル太郎は同172位のM・クレッシーに6-7,6-7,4-6で、同106位の内山靖崇は第29シードのU・アンベールに3-6,4-6,7-6,3-6で、そして同104位の杉田祐一はケガによる途中棄権でそれぞれ破れ、初戦敗退となりました。
それでは、日本人男子5選手の1回戦ハイライト映像をご覧ください!