
大坂なおみ、全豪3度目の4回戦進出
8日に開幕したテニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は、12日に日本人女子選手の1週目が終了。世界ランク3位の大坂なおみが日本人で唯一4回戦に進出しました。
まず1回戦。世界ランク39位のA・パブリュチェンコワを6-1,6-2で圧倒し、快調な滑り出しを見せました。
大坂は試合後の会見で「昨晩は緊張して、よく眠れなかったが、彼女のような強い選手相手にナーバスになっている場合ではないという感じだったので、試合では逆に落ち着くことができた。」と心境を明かしていました。
続く2回戦も好調を維持する大坂は、世界ランク43位のC・ガルシアを6-2,6-3のストレートで破り、4年連続5度目の3回戦進出を決めました。
元世界ランク4位のガルシアに対してブレークを許すことなく快勝しました。
そして3回戦でも大坂は素晴らしいプレーを見せ、第27シードのO・ジャバーを6-3,6-2のストレートで退け、2019年以来2年ぶり3度目のベスト16進出を果たしました。
ここまで1セットも落とすことなく、また4ゲーム以上取られていないという好調ぶりで勝ち上がった大坂は、ベスト8をかけて第14シードのG・ムグルサと対戦します。両者は初の対戦となります。
その他の日本人選手では、世界ランク73位の日比野菜緒が2年連続で1回戦を突破しましたが、2回戦で世界ランク52位のK・ムラデノビッチに惜しくも敗れ、初のグランドスラム3回戦進出とはなりませんでした。
試合後「正直、勝てない相手ではなかった。かなり悔しい。」と語りました。
また、世界ランク84位の土居美咲は同69位のA・トムヤノヴィッツに、世界ランク182位の日比万葉は同136位のA・カロリーナ・スクミエドロワに、それぞれ初戦で破れています。
それでは、大坂の3試合のハイライト映像をご覧ください!