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メドベージェフ、驚異の対トップテン12連勝で決勝進出!

テニスの全豪オープン(メルボルン/ハード)は18日と19日、男子シングルス準決勝が行われました。

まず18日には、第1シードのN・ジョコビッチが世界ランク114位のA・カラツェフを6-3,6-4,6-2のストレートで破り、3年連続9度目の決勝進出を果たしました。

初の対戦となったこの試合。序盤ジョコビッチはカラツェフの強烈なフォアハンドに若干てこずりますが、持ち前の安定感で徐々にペースを掴んで第1セットを先取すると、完全に主導権を握ります。

その後もジョコビッチが隙の無いプレーでカラツェフを圧倒し、3連覇と9度目の優勝がかかる決勝戦への切符を手にしました。

また、ジョコビッチは3月8日付の世界ランキングで1位の通算在位期間が歴代最長となる311週を達成することが決定。

2011年7月4日に初の世界ランク1位を獲得して以来、約10年をかけて大記録を達成することになります。

そして19日には、第4シードのD・メドベージェフが第5シードのS・チチパスを6-4,6-2,7-5のストレートで破って大会初の決勝進出を果たし、グランドスラム初優勝に王手をかけました。

序盤からサービスが好調のメドベージェフは、213kmのサービスを武器に5本のサービスエースを決めるなど主導権を握り第1セットを先取すると、第2セット以降もストローク戦で優位に立ち、ストレートで難敵チチパスを退けました。

これで、決勝戦は王者ジョコビッチvs若手筆頭のメドベージェフとなりました。対戦成績はジョコビッチの4勝3敗とほぼ拮抗していますが、直近の4試合ではメドベージェフの3勝1敗となっています。

2005年7月18日に、1位のフェデラーに次いで2位となったレイトン・ヒューイット以降、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー以外の選手がトップ2になったことはありませんが、もしメドベージェフが優勝すれば、世界ランク2位になることが判明しています。

それでは、準決勝2試合のハイライト映像をご覧ください!

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