
テニスも受験もギャンブルに似ている!?
「お父さんの為のテニス教室」の佐藤です。
ギャンブルをどう思われますか?
宝くじ、競馬、競輪、競艇、パチンコ、スロットなど
公営ギャンブルはたくさんあります。
なぜ、こんなにもたくさんあるのか?
それは「一攫千金」という魅力があるからです。
その魅力だけを追いかけてしまう人を
「ギャンブル依存症」と言います。
ですが、他にも楽しみ方があります。
「情報収集」と「運」を楽しむことです。
情報を集める為には、
過去の結果や現在状況の確認、
傾向やクセを知ることです。
そして、一番重要なのは「経験を積む」ことで、
負けることも覚悟することです。
「本気の失敗には価値がある」と言うことです。
最終的にギャンブルは情報収集して、
経験を積んだとしても
その準備が報われるかは
「運」に委ねるしかありません。
、、、と私はギャンブルについては考えています。
さて、テニス(スポーツ)はどうでしょうか?
私は似ていると考えています。
たくさん練習して、技術・体力を身に付け、
ルール、戦略・戦術を覚え、試合に挑みます。
何度も試合に挑戦し続けることで
チャンスがやってきます。
そのチャンスをモノにできるかは
その時の「運」になります。
何故なら、相手の調子に左右され、
環境に左右され、自分の調子にも左右されます。
そして、ジュニア育成をしている
私から言うのも変ですが、
子ども達はこの勝負に
懸けています。
では、保護者はどうでしょうか?
それを見守り、応援する覚悟は持っていますか?
高校受験や大学受験で例えても同じです。
出来る限り
可能性を高めるために勉強をして、
何度か模擬試験をすることで
自分のポジションを確認します。
模擬試験で合格ラインをクリア出来ていても
合格出来るかは本番次第です。
その合格の可能性を高める為、
塾に通い、模擬試験を受け、
合格祈願をして、
本番まで準備をします。
お金を懸けた対価が、
お金として返ってこないだけで、
テニスも受験も一種の
勝負ではないでしょうか?
その勝負に勝つ可能性を高める為、
私たちのクラブでは4月に三者面談を行いました。
どの位の想いでテニスをして、
それに対して私たちに何が出来るかを伝えています。
・目標の確認
・目標までの過程をシュミレーション
・目標に対する覚悟の意志
etc
そこまで取組んでも
絶対に目標を達成出来る補償はありません。
ですが、その勝負で勝てる
可能性を高めることはできます。
何をしていても、最終的に結果は
その時の「運」だと伝えています。
本当に自分が求める結果を手にしたければ、
諦めないで続ければいいのです。
そうした覚悟がある人こそ
「運」を引き寄せ、成功する人だと思います。
そして、失敗する可能性が
高くなる人もいます。
それは、失敗した時の結果を
受け入れるのを恐れる人です。
チャンスがあったにも関わらず、
結果を得られなかったジュニアを
多く見てきました。
その原因が、
保護者と指導者の方針の違いでした。
子どもの想い、保護者の想い、指導者の想いは
経験上、大きく違うことがあります。
その想いの擦り合わせをしなければ、
一人一人の想いだけが先走り、関係が崩れることがあります。
三者で出来る限りのことをやり切ることで
どんな結果になっても、お互いに感謝できるはずです。
その想いが持てる人に
「運」が寄ってくると考えています。
お子さんがチャンスを得る
可能性を高める為にも
指導者とお子さんについての
指導方針を話し合ってはいかがでしょうか?
この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。