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ジョコビッチ、全豪オープン9度目V

テニスの全豪オープン(メルボルン/ハード)は21日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチが第4シードのD・メドベージェフを7-5,6-2,6-2のストレートで破り、9度目の優勝、そして2度目の3連覇を成し遂げる偉業を果たしました。また、グランドスラムの優勝回数では、フェデラー、ナダルの「20」に1歩近づく18度目の栄冠となりました。

決勝戦、第1セットは拮抗する中、大事な場面でポイントを奪ったジョコビッチが先制します。これで勢いを増した王者ジョコビッチは、第2セット以降も隙の無いプレーで、20連勝中で絶好調だったメドベージェフをも圧倒。大接戦を予想したファンも多かったようですが、それは実現せず、僅か1時間53分での決着となりました。

試合直後のオンコートインタビューで、まずメドベージェフが「ここで負けた後、すぐにスピーチというのは少しタフですが、全力を尽くします。ノバク、おめでとう。あなたとチームを祝福します。9回目の優勝だなんて、これ以上何と言っていいか分からないくらい素晴らしいことです。彼が初めてウィンブルドンで優勝した頃、よく一緒に練習していました。彼から良い影響を受けて成長し、ここまできました。久しぶりに会話した時にそれを覚えてくれていて、友人のように話しかけてくれたのが嬉しかったのを覚えています。彼は最高の男です。」とジョコビッチを称えました。

それに対してジョコビッチも「まず、ダニールを祝福させてください。あなたも最高の男です。昔はもっと一緒に過ごす時間がありましたが、ここ数年は連絡をくれないので寂しく思っています。でもここでこうやって再開できて、昔のことも覚えてくれていて嬉しいです。ダニールはコートの中でも外でも素晴らしい人物です。コートの中では強敵のうちの1人です。近い将来あなたがグランドスラムのトロフィーを掴むのは間違いないでしょう。でも、あと2,3年待ってくれると助かります。」とジョークを交えつつメドベージェフを称えました。

続けて、「母国で応援してくれているみんな、一緒に頑張ってくれた仲間。この4週間はジェットコースターのようにアップダウンが激しかったけれど、皆のおかげで乗り切ることができた。本当にありがとう。」と語り、また「この大会を成功させたスタッフの皆さんにも、おめでとうと伝えたいと思います。今大会は難しい場面が多く、関係者も選手も皆大変な思いをしたと思いますが、無事に大会は開催され、成功を収めました。この成果を誇りに思って良いと思います。」と、大会を成功させたスタッフ達にも気遣いを見せていました。

それでは、決勝戦のハイライト映像をご覧ください!

 

表彰式の模様もどうぞ!

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