
共にマスターズ初の決勝進出! インディアンウェルズ準決勝!
今年のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ/ハード/ATP1000)は、大会史上初、4強進出選手が全員トップ25圏外の選手という波乱の大会となっており、2010年大会を制した当時世界ランク26位だったI・ルビチッチ以来、11年ぶりにトップ25圏外の選手がチャンピオンになることが確定します。そのビッグチャンスを掴もうと、好調の4選手が16日、シングルス準決勝に臨みました。
まず第1試合は、第21シードのC・ノリーが第23シードのG・ディミトロフを6-2, 6-4のストレートで下し、マスターズ1000で初の決勝進出を果たしました。昨日の激闘の影響からか若干精彩を欠いたディミトロフに対し、ノリーは持ち前の安定感あるプレーぶりで4度のブレークに成功。1時間26分で快勝しました。
ノリーは試合後、「今日の試合は昨日に続き、私のキャリアの中で最大のものだった。プレッシャーは昨日より今日の方が大きかった。試合はフィジカルの戦いで、ディミトロフはこれまでの勝ち上がりから少し疲れていたのかもしれない。それでも長い打ち合いが多く、第2セットは特に簡単なものではなかった。」と試合を振り返りました。
そして第2試合は、第29シードのN・バシラシヴィリが第31シードのT・フリッツを7-6 (7-5), 6-3のストレートで下し、こちらもマスターズ1000で初の決勝進出を果たしました。フリッツのビッグサーブと強打に苦戦を強いられるも、自身もアグレッシブなプレーを見せ、1度もブレークを許すことなく1時間41分で勝利しました。
バシラシヴィリは試合後、「インディアンウィルズは第5のグランドスラムとも呼ばれている。この試合も初めてのマスターズ準決勝だったから緊張したが、少しでもそれ取り除くために集中することを心掛けた。フリッツはバックハンドが力強かった。私はバックハンドでの打ち合いが得意だけれど、それでもすごく苦労した。勝ててうれしい。明日のマスターズの決勝は本当に特別だ。全てのポイントが重要になる。」と
喜びと意気込みを語りました。
それでは、準決勝のハイライト映像をご覧ください!