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ロレックス・パリ・マスターズ準決勝

ジョコビッチとメドベージェフが決勝進出!パリは全米決勝の再現に!

男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/インドアハード/ATP1000)は6日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチが第7シードのH・フルカチュを3-6,6-0,7-6 (7-5)の逆転で破り、2019年以来2年ぶり7度目の決勝進出を果たし、6度目の制覇にむけて王手をかけました。

この試合、ジョコビッチはフルカチュのサービスをなかなか攻略できずに第1セットを先取され、ファイナルセットではサービングフォーマッチを逃すなど苦戦し、最後はタイブレークに持ち込まれる大接戦となりますが、最後はさすがの勝負強さを見せ、2時間17分でフルカチュを振り切りました。

この勝利によってP・サンプラス氏を抜き史上最多7度目となる年間最終世界ランク1位を確定させたジョコビッチは試合後、「すべての達成は特別なものだ。私は自分が非常に特別な立場にいるという事実を意識するようにしている。だが、自分が現役であるうちは、これらの功績の大きさを理解するのは難しいと考えている。なぜなら、常に次のページを開かなければならないからだ。現役選手である間は、次の課題が常に頭の中にある。常に次の課題、次の大会のことを考えている。だから、成功を喜ぶ時間はあまりない。おそらく引退したら、もっと功績を振り返って考えることができると思う。」と今の考えを述べました。

また、「年末に1位でシーズンを終えるには、1年を通して全力で取り組み、一貫性を保ち、大きな大会で最高のテニスをすることが必要で、今年はそれができているということだ。それについて非常に嬉しく思う。」と喜びを語りました。

そしてもう一つの準決勝では、第2シードのD・メドベージェフが第4シードのA・ズベレフを6-2,6-2のストレートで破って2年連続2度目の決勝進出を果たしました。

スコア的には完勝だったメドベージェフですが、会見では「スコアは、コート上で起こったことを正確に表していないことがある。私はこのスコアに満足しているが、相手は第1セットで私のサーブの時に2-1、15-40としていた。彼が先にブレークしていれば全く違う展開になっていただろう。こういう試合は最初のブレークがとても重要だと思うから。」と冷静に分析していました。また、自身のプレーに関しては、「私は試合を通して自分のレベルを上げることができ、エラーをあまりしなかったので本当に良かったと思う。」と、振り返りました。

これで、決勝戦は全米オープンに続くトップシード同士の頂上決戦となりました。メドベージェフはパリの2連覇、ジョコビッチは「ATPマスターズ1000」史上最多37回目の優勝がかかります。

それでは、準決勝のハイライト映像をご覧ください!




準々決勝のハイライトもどうぞ!




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