
4試合のうち3試合がフルセットの大熱戦!全豪オープン準々決勝!
テニスの全豪オープン(メルボルン/ハード)は25日と26日、男子シングルス準々決勝が2試合ずつ行われ、ベスト4が出揃いました。
まず25日は、第6シードのR・ナダルが第14シードのD・シャポバロフを6-3, 6-4,4-6,3-6,6-3というフルセットの大接戦で破り、2019年以来3年ぶり7度目のベスト4進出を果たしました。
灼熱の太陽の元、4時間8分の死闘を乗り越えたナダルは試合後、「準決勝に進出できたことは、とても意味のあることだ。いろいろなことを乗り越えてきた私にとって、とてもうれしい出来事。正直なところ、身体は限界を超えていた。ちょっとした奇跡が起きたようだ。」と語り、自分でも驚いている様子でした。
一方敗れたシャポバロフは、「体力的には問題なかった。第3・第4・第5セットは私の方がいいプレーができていたしチャンスがあった。気持ちの面で負けたことが悔しい。非常に残念だ。」と無念な気持ちを語りました。
そして26日には、第2シードのD・メドベージェフが第9シードのF・オジェアリアシムを6-7(4-7),3-6, 7-6(7-2),7-5, 6-4の大逆転で破り、2年連続のベスト4進出を果たしました。
メドベージェフは試合後、「こんな経験は初めてだ。長い試合をすることはあっても、4時間41分というのは初めてだ。今はもう真夜中。勝ち残ったメンバーを見てみると、彼らはどうにかしてそれをやってのけて勝ち続けてきた。どうやったのかは分からないけど、彼らはそれを成し遂げることができた。だから、私もそれを実現するために今後も努力したい。できるだけ回復して、ステファノスと対戦できるようにしたいと思う。」と語りました。
その他の2試合では、第7シードのM・ベレッティーニが第17シードのG・モンフィスを6-4, 6-4, 3-6, 3-6, 6-2のフルセットで、第4シードのS・チチパスが第11シードのJ・シナーを6-3,6-4,6-2のストレートで、それぞれ破り、準決勝に駒を進めています。
それでは、準々決勝4試合のハイライト映像をご覧ください!
ダブルスで快進撃を続けている、地元オーストラリアのキリオス/コキナキス組の準々決勝ハイライトもどうぞ!