
オジェアリアシム、9度目の決勝で悲願の初タイトル獲得!ATP500ロッテルダム!
男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム/インドアハード/ATP500)は13日、シングルス決勝戦が行われ、第3シードのF・オジェアリアシムが第1シードのS・チチパスを6-4,6-2のストレートで破り、ツアー9度目の決勝戦で悲願のシングルス初タイトルを獲得しました。
ツアーのシングルス決勝戦で過去8戦全敗だった21歳のオジェアリアシムは、準決勝で昨年王者のA・ルブレフを破って9度目の決勝の舞台へ駒を進め、決勝では対戦成績で5連敗中だったS・チチパスを圧倒。1時間17分で勝利を決め、念願のトロフィーを手にしました。
オジェアリアシムは試合後、「3年前にツアーの決勝に初めて進出して以来、決して平坦な道のりではなかったが、初タイトルを獲得でき、今日は私にとってとても素晴らしい1日となった。数年前にここで初めてATPのメインドローを戦ったから、この思い出の地で初タイトルを獲れたことは非常に嬉しい。そして、これから訪れるたくさんの素晴らしい日の最初の1日となることを願っている。」と喜びを語りました。
一方の敗れたチチパスは、「彼は本当に良いプレーをしていて、素晴らしいショットを放ち、素晴らしいサービスを放っていた。逆に私はサーブが良くなかった。全然うまくいかなかった。でも彼はとても良いプレーをしていた。」とオジェアリアシムを称賛しました。
チチパスはこれまで7つのツアータイトルを獲得していますが、「ATP500」では優勝できておらず、「ATP500」に限ると、決勝戦で8連敗となってしまいました。
また、同時期に行われていたアルゼンチン・オープン(ブエノスアイレス/レッドクレー/ATP250)とダラス・オープン(アメリカ/インドアハード/ATP250)でも同日シングルス決勝戦が行われました。
ブエノスアイレスでは、第1シードのC・ルードが第2シードのD・シュワルツマンを5-7,6-2,6-3の逆転で破って今季ツアー初優勝。通算7個目のタイトルを獲得し、ダラスでは第2シードのR・オペルカが第4シードのJ・ブルックスビーとのアメリカ人対決を7-6,7-6で制して、こちらも今季初タイトル獲得。ツアー通算3勝目を挙げました。
それでは、この決勝戦3試合のハイライト映像をご覧ください!