
アルカラスとシュワルツマンがダブルヘッダーを連勝して決勝進出!リオ・オープン!
男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ/レッドクレー/ATP500)は、雨による順延でスケジュールが消化しきれず、19日に準々決勝と準決勝のダブルヘッダーが行われました。
まず決勝進出者の1人目は第7シードで18歳のC・アルカラス。準々決勝で第1シードのM・ベレッティーニを6-2,2-6,6-2のフルセットで破り、大会初のベスト4進出を果たすと、続く準決勝では世界ランク38位のF・フォニーニを6-2, 7-5のストレートで破って、ATP500初の決勝進出を果たしました。
準々決勝後のインタビューでは、「タフな試合になることは試合前から分かっていた。良いレベルのプレーをしなければならないと思っていたが、それを実現できた。このリオで準決勝が戦えるなんて本当に素晴らしいことだ。」と気分よく準決勝に向かい、準決勝後には、「同じ日に2試合続けて勝てたことに自分でも驚いている。1勝するのも大変だけど、2勝するのはもっと大変だ。本当に嬉しい。」と語りました。
そしてもう1人の決勝進出者は第3シードのD・シュワルツマン。準々決勝で世界ランク74位のP・アンドゥハルとの大熱戦に7-6,4-6, 6-4で勝利すると、準決勝では世界ランク100位で同郷のF・セルンドロを7-6,6-3のストレートで破り、4年ぶり2度目のリオ・オープン決勝進出を決めました。
2試合合計5時間34分の戦いの末に決勝へ駒を進めたシュワルツマンは、2018年に続く大会2度目の優勝と、通算5度目のツアータイトル獲得が懸かります。
一方、初のATP500のタイトルが懸かるアルカラスは決勝に向けて、「今は決勝戦に集中している。シュワルツマンとの決勝は間違いなくタフな戦いになる。彼はいいプレーをしているし、クレーコートでは特に素晴らしい。決勝が非常に楽しみだ。」と意気込みました。
それでは、共に19日に行われた準々決勝と準決勝のハイライト映像をご覧ください!