
ナダル、メドベージェフのリベンジ許さず今季14連勝!ヴェセリはまたも金星挙げる!
今週はドバイとアカプルコでATP500大会が開催されていますが、それぞれ25日に準決勝が行われました。
まず、アビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ/ハード)では、第4シードのR・ナダルが第1シードのD・メドベージェフを6-3, 6-3のストレートで破り、2年ぶり5度目の決勝進出を果たしました。
全豪オープン決勝での5時間30分の死闘以来、約1ヶ月ぶりの再戦となったこの試合。「リベンジしたい」と語っていたメドベージェフでしたが、この日はナダルが絶好調。ストローク戦で主導権を握って優位に立つと、7本のダブルフォルトを犯すなど精彩を欠いたメドベージェフから3度のブレークに成功。ストレートで勝利を決めました。
2時間で準決勝を制したナダルは、「ブレークポイントで素晴らしいプレーができた。特に第2セットはとてもエモーショナルだった。ダニールはアグレッシブにプレーしていて、かなり難しいセットだった。彼にもたくさんチャンスがあったので、このセットに勝てたことはラッキーだった。」と語りました。
決勝では、第3シードのS・チチパスを6-4, 6-4のストレートで下して大会初の決勝進出を果たした、第6シードのC・ノリーと対戦します。
そして、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ/ハード)では、準々決勝でジョコビッチを破る大金星を挙げた世界ランク123位のJ・ヴェセリが、第6シードのD・シャポバロフを6-7 , 7-6 , 7-6 の大接戦で破り、準決勝でも波乱を演出しました。
ヴェセリは試合後、「初めてのATP500の準決勝だったので、できるだけ楽しもうと思って頑張った。とにかく最後の1ポイントまで戦い抜いた。今のところ、ここで夢のような時間を過ごしている。」と喜びを語り、続けて「時々、理由が分からないことが起こる。ここ数ヶ月は、上手くいかずかなり落ち込んでいたが、突然こうなった。だから、我慢して毎日ハードワークしてチャンスを待てばいいのだということが分かった。」と思いを述べました。
決勝では、第5シードのH・フルカチュを3-6, 7-5, 7-6 の大熱戦で破った、第2シードのA・ルブレフ
と対戦します。
それでは、ドバイとアカプルコの準決勝ハイライト映像をご覧ください!