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マイアミオープン2022準々決勝

アルカラスがまたも最年少記録更新!メドベージェフとズベレフはまさかの敗退!

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/ハード/ATP1000)は30、31日の両日でシングルス準々決勝4試合が行われました。

まず30日は、第6シードのC・ルードと第2シードのA・ズベレフが対戦し、6-3, 1-6, 6-3のフルセットでルードが勝利。ハードコートのATPマスターズ1000大会初のベスト4進出を果たしました。

ルードは試合後、「ハードコートのマスターズ1000で準決勝に進出するのは初めてだから、とてもいい気分。ここに来て2週間ほどは練習も順調だったし、試合もとてもいい感じだった。もちろん、これからも続けていきたい。今日は、今大会で最もタフなチャレンジだったし、金曜日も大きなチャレンジになるだろう。過去3回の準決勝から学んだことを、金曜日の試合に生かせたらと思う。」と意気込みを語りました。

もう1試合の第9シードのJ・シナーと世界ランク103位のF・セルンドロのカードは、シナーが1-4の時点で途中棄権をし、セルンドロが初のベスト4進出を果たしました。この結果、セルンドロは大会史上最も低い世界ランキングでのセミファイナリストとなりました。また、ATPマスターズ1000のデビュー戦でいきなり準決勝に進出したのは、2012年10月のロレックス・パリ・マスターズでのJ・ヤノヴィッツ以来 約9年5カ月ぶりの快挙となりました。

シナーは怪我について、「足に水ぶくれができて動けなかった。前回のキリオス戦の時から痛みを感じていた。今日もチャレンジしてみたが厳しかった。特にスライドした時など、靴と接触してしまうと痛みきつく、走れなかった。」と語りました。

そして31日の第1試合では、第1シードのD・メドベージェフが、昨年王者で第8シードのH・フルカチュに6-7 , 3-6のストレートで敗れ、大会初のベスト4進出を逃しました。

メドベージェフは試合後、「今日は体調的にベストな状態ではなかった。でも時にはそういうこともある。理由はわからないが、たぶん暑さのせいだと思う。試合中はめまいがしたり、疲れたり、長いゲームではサーブを打てなくなったりして辛かった。ロッカールームでは痙攣していたので、体力的には楽ではなかった。でもそれもゲームの一部だ。今日は十分ではなかったが、自分ができることを確認できたから良かった。私は正しい方向に進んでいる。」と語り、前を向いていました。

そして準々決勝最後の試合は、第14シードで18歳のC・アルカラスが世界ランク48位のM・キツマノビッチを6-7 , 6-3, 7-6 の大接戦で破り、大会初のベスト4進出を決めました。前週のBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)でも4強入りを果たしており、2週連続でのマスターズ1000ベスト4入りとなりました。

18歳にしてこの2大会に準決勝進出を果たしたアルカラスは、その最年少記録を更新。19歳で達成したR・ナダル、N・ジョコビッチ、A・マレー、A・アガシの記録を塗り替えました。

それでは、準々決勝4試合のハイライト映像をご覧ください!







 

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