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マイアミ・オープンシングルス準決勝

ルードとアルカラスがマスターズ初タイトルに王手!

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/ハード/ATP1000)は1日、シングルス準決勝が行われ、第14シードのC・アルカラスが昨年覇者で第8シードのH・フルカチュを7-6, 7-6のストレートで破り、ATP1000大会初の決勝進出を決めました。

2週連続でマスターズ4強入りしたアルカラスと、第1シードのメドベージェフを破ったフルカチュという好調な2人の対戦は、予想に違わぬ大接戦となりました。試合を通してお互いに要所でスーパーショットを放ち、ブレークポイントでは勝負強さを見せ合い、2セットともにタイブレークに突入する非常に拮抗した試合になりましたが、いずれのセットもアンフォーストエラーが少なかったアルカラスが僅かに競り勝ち、2時間5分で熱戦を制しました。

アルカラスは試合後、「今はいろんな感情が交錯している。子供の頃に夢見ていた、ここマイアミでの決勝進出は本当に嬉しい。ここでプレーするのが大好きだ。観客も本当に素晴らしい。決勝は1回戦と同じように、緊張をごまかしながら戦うつもり。最高の決勝になるように楽しみたい。」と語りました。

もう一つの試合では、第6シードのC・ルードが世界ランク103位のF・セルンドロを6-4, 6-1のストレートで破り、こちらも大会初の決勝進出を果たしました。

この試合、ルードは立ち上がりの第1ゲームからブレークを許しますが、第2ゲームでブレークバックに成功すると勢いに乗り、大会史上最も低い世界ランキングでのセミファイナリストとなっていたセルンドロを圧倒。僅か1時間35分で勝利を決めました。

ルードは試合後、「最高の気分だ。この街とトーナメントを楽しんでいる。とても湿度が高くて、呼吸するのも大変で、今日はかなり厳しかったが、今私は笑顔でここにいる。これまでのマスターズ1000の準決勝では3敗していたから、今日は初めての決勝に進出する良いチャンスだと思っていた。少し不安定なスタートだったけど、本当に必要な時にレベルを上げていくことができた。」と振り返りました。

それでは、準決勝2試合のハイライト映像をご覧ください!




 

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